12月4日
カマウさんの部屋で朝ごはん、メニューは常に同じだが、毎日食べてもアボガド、トマト、玉葱のサラダは美味しい。
本日は週に2度の洗濯DAY。
それに必要な水を汲みに井戸へ行く。
その後、ブランコ、ハシゴの補修をカグアと行う。
基本僕は手先が不器用なので修理などは苦手なのだが、この環境では自分自身で行わないと誰も助けてくれない。
カグアはこの環境でもまれているだけあり修理も手馴れたもの、だから僕のほうが教えられる事が多い。
その後、現在建築中の別館(今の寝泊り部屋の裏にできる)の工事現場を見に行く。
屋根を見たのだが作りが非常に荒い・・・大雑把な僕が「荒い」と感じるのだから、几帳面な人が見たら気を失ってしまうかもしれない。
その後は縫い物と、綱引きで使っていたロープの結び目ほどきを行う。(物をとてつもなく大切にするカマウさんは結び目のところできる)
綱引きで30人以上の力で引っ張られてきつく締まってしまったロープを解くのは非常に大変・・・・結局結び目を3つ解くのに3時間かかる・・・・最後は器用なミッチーさんも助っ人に来てくれた。
そして、昼ごはんに使う調理用バナナ皮むきをルンバと行う。
調理後は屋根にかかってきていた木を切り倒す手伝い。
本日の昼ごはんは蒸しマトケ(バナナ)とピーナッツスープ。蒸しマトケはサツマイモそっくりな味で美味しい。
午後、調子の悪い外付けHDのコードをミッチーさんから借りて試したところ奇跡の復活、どうやら線がおかしかったようだ。
ので昨年の写真データの救出も無事完了した。
その後、縫い物、アサは授業で使う絵を描く。
カグアとリアと植林。
晩ご飯はポーションと豆スープ
晩ご飯の後にケンさんのお別れと僕ら、りんさん、ミッチーさん夫婦の歓迎会をしてくれたのだが、その踊りと歌が物凄く良かった。
熱気溢れる踊りと歌に感動してしまう。
普段、子供のように感じるみんなが一生懸命僕らのために踊ってくれる姿はお金を払ってみる歌やダンスより何倍も価値あるものであった。
彼らの歌と踊りは1時間近く、10曲ほどの曲と共に続いた。(英語の歓迎、お別れの歌以外にかえるの合唱、ドラえもん、うえを向いて歩こうなどの日本の曲も歌ってくれた。)
子供たちの熱気溢れる催し物が終わった後は場所をカマウさんの部屋へと移しケンさんを囲む会。
カマウさんにけんさんの将来のために、年長者達から人生についての話などを伝えて欲しいという依頼があったので僕が司会進行役になる。
基本的に人の人生に踏み込むの苦手である(仕事で子供に対しては別だが)のだが、カマウさんから「それでも若い年代の彼らに指摘してあげるのは年長者の役割ではないのか」と言われていたので、アドバイスなどを一丁前にしたのだが、もともと大学生にも関わらずしっかりしているケンさんは日本に帰ってもきっと大丈夫だろう。
どちらかといえば自分自身の将来を気にした方が良いんだろうな・・・
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