2011年12月15日木曜日

ニュートピア運営の苦労→終業式→舌が敏感に→遠足のグループ分けと準備


12月5日

6時起床。


カマウさんの部屋で朝食。アボガド、トマト、タマネギ、パン、コーヒー。


ニュートピアには元ボランティアの支援者が日本にいるようでそこからの寄付が運営資金として成り立っているのだが、それにしっかり応えることが出来るように1年に3回収支報告を出しているようだ。


しかし、資金はウガンダシリングの弱体化も影響して常に苦しいようだ。(子供の食費等あわせ年間に100万円程度で必要あるが、ウガンダでそれだけのお金を作り出す事はきわめて難しいよう)


現在、体に不安があるカマウさんは、自分がいなくなってからは日本からの支援も得られないだろうと考え、少しずつ規模を縮小する方向にあるニュートピア。


しかし孤児院という役割も持っているので、学校は無くなっても子供たちが自立するまでは運営できるよう、この場所で野菜などの作物を生産できる、自活できるような方法を現在模索しているようだ。


7時にケンさん出発


今日は久々の雨。


1限目の体育は屋根のある10m四方ほどの狭いスペースで30人ほどの子どもがギュウギュウになりながら行う、最初の体操も体全体を使って「1+1=2」など表現しており面白かった。(ちなみに1は腕1本上げる、2は腕2本、「たす」は手をクロス4は足を曲げる、8は腰を8の字に回転させる。)


その後の鬼ごっこはみんなが手をつないで円になりその中で1対1の追いかけっこ。

逃げる方が円の内側、外側を逃げ回るのを鬼が追いかけるのだが、手をつないでいるみなは鬼が追いかけるのをブロックしたりして邪魔するという工夫されたもの。


その後は2人一組でアーチを作り、それをみんなでくぐりあったりするものなど。

授業の後は昨日補修したブランコがすでに若干伸びてしまっていたのでミッチーさんと補修する。

その後の授業はレゴの授業監視係。低学年はやんちゃで大変だが、扱いに慣れてきた。高学年グループは落ち着いて行う。


自由時間にはグラウンドでサッカーとリレーを行う。

カメラを持っていくと皆「私を撮って、僕も撮って!!」とカメラに夢中。

赤ちゃんプレイにはまっているギャルハンガーと遊ぶ。


そして終業式が始まる(ウガンダでは12月に終了、1月から次年度になるようだ)が基本的にいつもの終礼と変わらない。

明日はテスト終了後のシンバヒルへの遠足なのだが、道のりが険しいため一番小さい子供のグループは参加できない。


その説明を聞いたちびっ子たちは、皆しゅん・・・としてしまい可愛そうであった。

しかし安全面を考えると仕方がないのだろう。


昼ごはんは煮干野菜スープ。味の濃い薄いが敏感にわかるようになってきた。


昼食後、久々に日記を書くが、ほとんど覚えていない・・・・

まぁ何となく思い出しながら書いている。


午後は敷地の保全。

雑草を取ってきて敷地内の土が流れてしまっている場所へミッチーさん、ヨーコさんと植える。


晩ご飯は豆のスープとポーション。

そして晩は明日の遠足のグループ分け。

3グループに分け、リーダーとサブリーダー2名を選び、それぞれのグループのバランスが均等になるようにわける。


基本方針は「大人は手伝いすぎず、子供同士の自主性、責任感に任せる。」というもの。道も好きなように任せるらしい。


グループが決まったあとの荷物準備では、水を入れていくためのペットボトル争奪戦。


そして山登りのためには靴も必要なのだが靴が無いこどもがけっこういた。


フリスビー、サッカ-ボール、ペットボトルをいれたリュックを「これ大切なものだから預かっておいて!!」とレイチェルから頼まれたので僕らの部屋で管理する。

22時ごろ就寝。

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