11月14日
7時起床。
朝ごはんにパンを食べ、泊まっていたイギリス人がコンソ付近の村へと出かける車に1人10Bで便乗しバス停へ。
出発予定のホテルに着いたがまだバスはいない。時間までまだ1時間あるからのんびりコーヒーでも飲みながら待とうと思っていたら、昨日このチケットの場所を教えてくれたおじさんが、「出発がバス停からになった」と教えに来てくれた。
しかし・・・バス停に行くと、僕らが乗る予定のバスは2時間ほど前に出発してしまったという衝撃の事実が発覚する。
教えてくれたおじさんも、責任を感じてか、猛烈に違うバスの係員につめよってくれる。
交渉の結果支払った150Bをローカルの100Bバスが受け取ると言う事で今回はローカルバスに乗れることになる。
(考えようによっては、おっさんもグルで50B取られたとも考えられるが、交渉しているおじさんの雰囲気は演技では無さそうだったので、悪いのは出発したバスの運転手なのだろう)
通常100Bのバスが150Bになってしまったがツーリストプライスで買ったと思って諦めよう。出発をまた4日遅らすよりはマシである。
このバスに乗って30分後、突然、右斜め前方に座っていたおじさんが猛烈な勢いでゲロを発射する・・その吐きっぷりはマーライオンさながら。
当然のこと、横の席、前の席の人はゲロまみれに・・・・
バスの乗客は皆こんな悲惨な状態にも関わらず腹を抱えて皆笑っている。
日本では考えられない・・・
ゲロをかけられた人はさぞかし怒り心頭だろう・・・と思ったら、Tシャツを脱ぎながら、仕方ないな・・・と笑っている。このエチオピア人のメンタリティはどうなっているのだろうか?達観しているのか諦めているのか。
その30分後、バスの屋根にくくりつけられていたニワトリが1羽、揺れのために落下する・・・・しかし、ニワトリ一匹のために止まる事はせずバスは走り続ける。
奇跡の大脱出をはたしたニワトリはその後どうなったのだろうか。
20分後に今度はレモンの大袋が落下。
今度は1個1B(5円)のレモンが1000個以上入っていたため、落とした場所まで戻り乗客総出で散乱したレモンをひろう。
もう大丈夫だろう、と思ったらそのさらに30分後に驚くべきことが・・・窓の上のほうから今度は僕らのバックパックがのっそりと落ちてきそうな様子が・・・・。
慌てて窓から上半身をを出してバックパックを支える。なんとか縛ってあるロープ一本で耐えており、落下する前にバスが止まり乗務員が縛りなおしてくれた。
コンソ出発後2時間で大き目の町に到着。ここで昼ごはんを食べる。食事のクオリティが高くホテルもきれいであった。(ここで一泊しても良かったな)
その後、後ろの席のお兄ちゃんと話しながらすごす。
17時に無事モヤレ到着。追加料金など言われる事無く無事だった。
高級ホテルに泊まり、余ったBをケニアSに両替。
両替レートは予想よりも良く1Bが5,16S(ケニアシリング)になった。
でも銀行よりも良いレートに逆に「大丈夫かな?」と不安になる。
その後、シャワーを浴び、レストランで映画を見ながらご飯を食べる。
最後のインジェラ。
今回も美味しかった。
もうインジェラを食べる事は一生ないのかもしれないな・・・・
2ヶ月以上過ごしたエチオピアも明日で終了。次はケニアだ。
0 件のコメント:
コメントを投稿