2011年11月24日木曜日

終わりよければ全てよし→ナイロビのスラムに到着→泥棒宿との評判がある宿へ


11月16日

気がつくと午前5時。


知らぬ間に舗装道路までやってきていたようで快適な走りになっている。


旅に出ると、文明以外の自然の大切さを感じる一方で、文明のありがたみ、というか文明から得ている多くの恩恵を非常に感じる事が出来る。


日本の都会では道路がアスファルトなのは当たり前のことで、道路をガタガタ揺れながら走る事は田舎や山奥に行く時ぐらいだから、舗装道路の有難みを感じる事など年に1回ぐらいであるが、この旅に出て、未舗装道路から舗装道路に変わるたびに、舗装道路の有難みを感じずにはいられない。


バスはその後も降り出した雨の中舗装路を安定したペースで走り続け(途中警察による数多くのパスポートチェックに止められるが)午前11時にナイロビ到着。結果29時間かかったことになるが、最後ぐっすり眠る事が出来たため、終わりよければ全て良しではないが、この旅の中ではたしかに1番きつい道であったにも関わらず、「思ったより余力を残して到着できたな。」という感覚であった。


(でも家畜運搬トラックの荷台で雨に打たれながら29時間はさすがに厳しいんだろうな・・・)


バスが到着したのは、歩き方に「この地区に足を踏み入れては絶対にいけません!!」と

記載されているスラム地区・・・・。


踏み入れてしまった・・・最近ナイロビの治安は一昔前と比べると大幅に改善しているようだが、最近の僕らのツキの無さを考慮し、普段は乗らないタクシーで、お目当てのホテルまでさっさと向かってしまう事に。


タクシー代は交渉しても700S・・・・交渉も何もタクシーなど見当たらず、声をかけてきた相手との個人交渉になるので1000Sを700Sにするのがやっと。


アサも不安に感じているようなので、あまりガツガツ交渉をせずにタクシーに乗り込む。


そして30分ほどでニューケニアロッジに到着。


ここは一昔前は日本人が多く集まる宿であったようだが、最近は泥棒宿としての評判が強いため訪れる日本人客は激減しているようだ。僕らがここにやって来た理由は、情報ノートでケニアやアフリカ南部の情報を知っておきたい。

という点と、サファリを申し込むならここが安いと聞いたからである。


到着するとさっそくサファリの誘いが、一応彼らが言うには明日参加するのであれば正規で400USDのところを285USDにまけてくれるとのこと。


しかし、体は疲れているし、値段としてももう少し検討の余地がありそうなので明日は断り、今日は虫がついている可能性のある体と服を洗濯することに。


昼ごはんは宿の近くで地元客の多かった店に入り、鳥肉、ポテトなどを食べる。味まずまず。


宿に戻り、情報ノートを読んでいると、ヨルダンで出会ったボランティアしながら世界を周る韓国人の男の子と再会したので話す。


宿泊している唯一の日本人旅行者~君と他の宿に宿泊しているが明日のサファリはここのツアーで参加すると言う~君と話し、ご飯を一緒に食べに行く。


夜も4人でゆっくり話し、日記を書いて寝る。

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