2011年11月24日木曜日

マサイマラでのサファリ2日目→シマウマのレスリング→カバと似ている?→園内に通学バス→チーターの食事→象が持つ第五の足


11月19日
6時半起床。

可も無く不可も無い普通の朝食後にゲームドライブへ。

朝からシマウマたちがレスリングをしていた。
知らなかったがシマウマたちもこうしてじゃれあいながら遊んでいるらしい。

その後、疲れたおっさんのような顔をしたヌーを鑑賞。

そしてドライバーが何かを発見し、車で走る事5分。3匹のチーターを発見。

第一発見者のためチーター独占。
チーターたちは、車でやって来るツーリスト達にも慣れているようで、一定距離あいた僕らのことを気にする様子も無くのんびりしている。

世界一足が速いと言われているチーターも普段はのんびりしているようだ。

次に訪れたのは池。
何がいるのかと思ったら池の中には目と、耳と鼻先を出したままプカプカと浮んでいるカバ。
彼らは夜の間は池から上がり草を食べるが、昼間はひたすら池でプカプカ浮いているらしい。
ベジタリアンで、のんびり生活者。
非常にお気楽で平和主義者に見えるが、実は気性が荒く、テリトリーを犯すものには物凄い勢いで襲い掛かるカバ。

なんとなく自分に似ている気がする。


朝からいろいろ見れているので少し挑戦して豹を探すが見つからず。

いったん諦めて、やや遠いゾーンに向かう途中、一台のスクールバスが泥につかまって止まっていた。
なんでこんなところにスクールバスが・・・・と思ったのだが、どうやら国立公園手前の学校が、交流行事のため、国立公園の奥にある学校へと訪れる途中であったようだ。

それにしても広大な動物ゾーンを横断しての交流行事とはアフリカのスケールはやはり大きい。
身動きの取れないバスから小学生たちが降りて休憩しているところから500mほど距離にゆっくりとライオンが現れる。

大慌てで子供たちをバスに戻す先生たちとキャーキャー言いながらバスに戻る子供たち、そしてそんな人間には全く興味のないライオン。


スケールがでかい。
ただただそう感じてしまう。


その後、赤ちゃん象を連れた象の団体、ハイエナ、マングース、ハートの角を持つ鹿みたいな草食動物などなど見る。猪も不細工で可愛い。

キリンの親子が寄ってきて、子キリンは僕らの姿を見ると母親の方へ走って逃げていった。
「父親は?」と聞くと、父親はやることを済ますとどこかへいってしまうのだ・・・・と甲斐性の無い父親の姿を教えてくれた。

遠くにもっと多くのキリンが見えたのだが、どうやら離れた場所に豹が現れたとの情報が入ったようで急行する。

しかし、豹は警戒心が強いため、だいぶ離れた場所から茂みの中にいる豹しか見ることが出来なかった。
離れてみても豹柄はきれいであった。

その後、キリンの大群をみて、象の群れをみて(子供が一丁前にパオーと威嚇して鳴いてきた)

9月ごろにヌーが大移動するときに通る河を見る。
しかし、実際には川を渡るヌーと、定住者として川をわざわざ渡らないヌーとがいるようである。

カバとワニのいる川の近くで車から降りる事が出来、ゆくりと見学する。

その後、マサイマラナショナルパークのど真ん中で敷物を敷きピクニックごはん休憩。
外で食べる雰囲気は素敵だったが、蝿が多いのと昼食がしょぼいのが残念。景色はとてもよい。

食後に昼寝中のライオンを発見。雄ライオンはやはり凛々しくカッコイイ。
だけど、実際にはぐうたらで狩はもっぱらメスの仕事。
ゴロゴロしているだけの役立たずのようだ。


見たい動物をほとんど見て満足しているところに無線。

現場に急行すると横たわるガゼルをゆっくり食べ始めたチーターを発見。
チーターは僕らが到着すると、ガゼルから少し離れてしまった。

食事の邪魔をしてしまったかな・・・・と思ったがそうではなく、隠れている子供たちを母チーターが「ニャー」と猫のような鳴き声で呼び始めた。

5分ほど鳴いた後、なかなか来ない子供にしびれをきらして母チーターが再びインパラの太ももあたりから食べ始めた。

そして、ようやく子チーター登場。
生後まだ間もないようで、毛はまだ銀色、背中は白くモヒカンのように立っている。
子供も小さい口で一生懸命に食べる。
このサバンナの中ではチーターといっても大きくなるまで生き残るのは大変な事なのだろう。
実際に彼らが食べている間にも、20匹ほどの禿げ鷹が、「隙あらば・・・・」と狙っている。


彼らの様子を飽きることなく30分以上眺めていた。


動物が動物を食べる。


生きるために他の命をもらって食べる。


僕達にんげんの食事は、殺戮の気配をできるだけ取り除いた状態で出されているが、多少は気配が残っていたほうが大事に食べないといけないなと感じるのかもしれない。

トピーという草食動物の生まれたての赤子も見ることが出来た。
絵に描いたような千鳥足で、思わず応援したくなる。


終盤にはいちゃつく象や、犯罪級に巨大な一物を持つ雄象。(第5の足とよばれていた)
その象の犯罪のような交尾シーンやライオン軍団を見て、本日終了。大満足。

この後マサイのはずだったが天候悪いため明日の朝に延期。

晩ご飯はぼちぼち・・・相変わらず良くはない。
会話も盛り上がらず。

夜、暖かいシャワーが出た。読書「疾走」楽しい。
寝る。

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