10月19日
9時起床。
本日はマーケットがハウゼンの村で開催されるため周囲の村々から商売人がこの村へ集まる日。
チェックアウトの準備を終えた後、マーケットにくりだす。
今回の目的
1ラクダを見る(荷物をラクダに乗せて運んでくるとの噂)
2蜂蜜を買う(天然の美味しい蜂蜜が売っているとの噂)
3物々交換をする(今なお物々交換による品物のやりとりを行っているとの噂)
なのだが、1の”ラクダを見る”はあっさりと完了。(宿を出て2秒後に発見)しかし、荷物を運んでくるのではなくどうやら売り物になっているらしく、マーケット内をラクダ使いに引き連れられながら練り歩いている。
マーケットは予想以上の活気、昨日までは静かだった広場とは思えないほどにあふれる人と物。
何が売っているのかと眺めてみると、香辛料(チリをはじめ数多く)、岩塩(レンガぐらいの大きさのブロックで売られていた)、焼き物(インジュラを焼くための鉄板のカバーなど)、鉄器(コーヒーを沸かす用のポットなど)、フルーツ(オレンジ、バナナなどなど)、野菜(ジャガイモ、玉葱、キャベツなどなど)、衣類、バケツ類、コーヒー豆、ガラクタ(中国アイドルのプロマイド写真など)、卵、動物(にわとり、ロバ、牛、ラクダ、ヤギ)その他様々な品々が幅広いラインナップかつ低クオリティで売られていた。
結果的に買いたいものは何一つ無かったのだが見ている分にはすごく面白い。
目的の一つであった蜂蜜を買いたかったのだが、一斗缶サイズで売られていたのと中に蜂以外の見慣れない虫が浮いていたとの理由で断念。
物々交換用に”先日購入したが非常にケミカルな味で一口でストップしているマンゴージュース”を持ってきてみたのだが(これをもって歩いていると子供らの羨望にあうので)欲しいものが無い・・・・しかし物々交換はしてみたい。
ので、意を決してバナナ売りのおばちゃんに身振り手振りで「これとバナナを交換したい!!」とアピールすると・・・・
なんと、ガサガサと僕の持っているビニール袋にバナナをてんこ盛りに入れてくれる。
これはまさかの大収穫だ!!とホクホク顔でマンゴージュースを手渡すと、「・・・・・なんじゃいこりゃ?こんなもんじゃのぅて銭をよこし!!」とまさかの却下・・・・どうやら渾身のジェスチャーが全く通じていなかったらしい・・・・(ならば、おばちゃんは僕が目の前でクネクネと何をしていたと思っていたのだろうか?)ということで物々交換が行われているといっても、お互いのニーズが合致した場合に限られる、という事であるようだ(当たり前か・・・)
さて、マーケット見学も終わり、バス停でメケレ行きのバスの時間を聞くとすぐに出発とのこと。
急いで荷物を取りに戻りバスに乗る。メケレまでは2時間半ほど。(32B)ガタガタ道に揺られながらメケレに辿り着くとアラマタ行きのバスをすぐ発見!!
しかし・・・61Bと予想以上に高い・・・・なんとなく胡散臭いのでいったん近所のカフェでマキアートとドーナツの昼食をしつつ店のおじさんに値段を聞くと、やはりそれぐらいはするとのこと。(疑ってスイマセン)
再びバスに乗り一路南へ。夕方の窓からは放牧帰りの、犬、ヤギ、牛、ラクダの姿が。
彼らを追っているのはやはり女性と子供達(3歳ぐらいの子供が1人で働いている事もざら)、男達は怠けているのか・・・・と、思ったが、もしかしたら男達は道路工事などの力仕事に駆り出されているのでは?という気がしてきた。
まぁ実際どうなのかはよくわからないんだけど。
窓からそとをぼんやり見ていると、けっこう頻繁に人々の喧嘩をしている様子を見かける。
日本では白昼堂々と殴り合いの喧嘩を見ることなんて稀なのだが、こちらでは一日5回ぐらい見る。
大きなトラブルが原因の喧嘩ももちろんあるが、”暇だからじゃれている間に喧嘩になってしまう”という小学生レベルの喧嘩原因が多いようである。
19時すぎにアラマタに到着。本当は次の町まで進みたかったのだが、本日の最終はすでに出発してしまっていたようでアラマタに宿泊する事に。
親切な運転手さんが他のお客を放置して宿(60B)とレストランを紹介してくれた。
レストランではパスタを注文、前回この町のインジュラでおなかを破壊されたため今回は慎重に・・・。
その後宿に戻りのんびり過ごす。さて、ちゃんとしたバス停の無いこの町で明日は無事にバスを掴まえる事が出来るのだろうか?
ナイトクラブ近くの宿だったため夜中まで大音量で音楽が流れているが「うるさいなぁ・・・」と感じる事も無く23時半に音楽に浸りながら眠りに落ちる事が出来た。
0 件のコメント:
コメントを投稿