7時半起床。
8時半頃から朝ごはんを食べ、荷物を整理して10時お世話になった野田さんの家を出発する。
体調を崩したアサのために4泊もさせていただき、素敵なご飯を振舞ってくださった、野田さん、ユミコさんには本当に感謝である。おかげでアサの体調もかなり回復することができ、無事にドイツでの自転車のパーツ探し等を再開できそうだ。
地下鉄に乗り、久々にキャンプサイトに移動する。
明日からは野田さんが紹介してくださったペンションに移動する予定なので今回は一泊のみ。
テントを設置したあと、フランクフルトの自転車の会、銀輪倶楽部のポダリングに参加してもらえることになったので、僕は約束の駅まで地下鉄で移動し、アサは野田さんに自転車を借り、そこから地下鉄の駅まで自転車で移動。
駅に着くとメンバーのササイさん夫婦と合流し、ササイさんよりお借りした自転車に乗り、5人で本日のサイクリング出発。
まずは街の中を恐る恐る走り出す。
日本と違いこちらでは自転車は車と同じく車道を走ることが多いため注意が必要。
街を抜け、マイン河沿いに出た後は綺麗な景色の中をゆったりと走る。
この光景には本当にうっとり。
美しい景色の中で、自転車に乗ったり散歩したり、日光浴のためにゴロゴロとできるのはなんとも贅沢な時間である。
自転車の速度というのは自動車よりゆったりとしているが、徒歩ほど遅くないという、景色を見るに丁度よい速度である。
ササイさんからお借りした自転車もアスファルトの上を滑るように進んでくれる。
のんびり45分ほど自転車で走り、さらにナカムラさん夫婦らと合流し、のんびりペースでゆったり走る。
今日は天気が良く、気温もジッとしていると肌寒いぐらいの機構であるため自転車で走るには実に気持ち良い。
途中レストランでトイレを借り休憩する。自転車に乗っている間に店でトイレを借りる際にはチップとして0・5E(50円)ほど従業員さんに払うのがスマートなよう。
その後走る間も、手首の角度をずっと一定にしておくと疲れてしまうことや、止まる前にはギアを低速に変えておく、追い越しするときには後方確認をする、後ろに同行者がいる時のサインなどを教えてもらいながら気持ちよく、森の中の散策道をすすむ。
時速15km以内ぐらいのゆったりペースがアサにはちょうど良いぐらいのようだ。
2時間ほど走りゲーテの塔に到着し、記念撮影と休憩をして、今度はフランクフルト中心にむけ走り始める。
16時半に市内に戻り、昼ごはんを食べに、いつもの行きつけ中華へみんなで訪れる。
本日のメニューは7種類とビール。何と呼んでいいのかわからないメニューなので一品ずつ説明はできないけどとりあえず全て美味しかった。
中華を食べて終了の予定が、「もう少し走ろう!!」という提案があり、せっかくなので参加させてもらう。
アサはお疲れのためここでリタイア。(本日42km)
ここからの後半戦は、男性陣のみになったためペースUP。
平均速度が先ほどの10km前後から22km程度になり、早い時は時速30kmを超える・・・・そんな中、必死についていく。
もちろん、それには男児としてのプライドもあるのだろうが、現実的問題として置いていかれてしまったら道がわからないため・・・
16kmほど走ったあとで折り返し、ここからは自転車では山登り専門のナカムラさん(様々な大会で上位に入っている)、長距離専門のササイさんと野田さん(2人は400kmや600kmの大会に出ている)そして、人生2度目の本気自転車にまたがっている自分・・・最近場違いな空間に参加させていただくことが多い気がするな・・・とりあえずお邪魔にならないように後半戦も何とか食らいつく。
ほかの3人はもちろん全力ではないのだろうが初心者の僕には今回で精一杯のペースだった。
川沿いで5分ほど休憩したあと(1時間に1度5分程度の短い休憩を挟むことが疲労回復に良いそうだ)野田さん以外とお別れし、もう少し走り野田さん邸近くに無事到着。
僕の本日の走行70km。
荷物を載せておらず、上り下りのほとんどない道であったにもかかわらず、走り終わったあとには、筋肉の疲れとお尻の痛みがしっかりとある。荷物を運びながら毎日この程度の距離を走るのは果たして大丈夫なのであろうか???まぁ自転車も購入したのでやるしかないのだが。
いつも通り見切り発車でスタートして着地点の見えない状態なのだが、はたして僕らはどこに転がっていくのだろうか。
まずはドイツのあとの行き先から考えないといけないな。
お疲れ様としてイタリアンの店で野田さんとエスプレッソを飲み、店員のモロッコ人とドイツ語、フランス語、英語、スペイン語、日本語で話す。
帰りは地下鉄で。まだ明るいけど時間は21時過ぎであった。
テントに戻ると、アサは疲れのため爆睡。
久々のテントは実に冷える・・・冷え切る中でのんびりしていると野田さんから電話があり、石川先生づてに僕たちの話をお聞きになり、一緒に食事をして話したいと言ってくださる方(カマタさん)がおられるとのこと。
そして明日食事に行く段取りをつけてくれるとのこと。
僕らなんかに興味を持っていただき恐縮である。しかし、僕ら自身、実に普通な人間であるため、期待されているような楽しお話ができるのか不安である。
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