2012年4月4日水曜日

遠泳→対価は体→バオゲーム→ラスタ料理→犬に追跡される→犬を助ける

330

8時半起床。

早起きできたらジョギングをしようと思っていたができなかった・・
自分の怠け心はなんとかならないものだろうか・・・

アサはまだ寝ているので宿のテラスで朝ごはんを食べてのんびり。この宿のテラスからの景色は実に素晴らしいな、と一人悦に入りながらぼんやり。

一旦部屋に戻り、9時半頃から一人で泳ぐことに。

今日は向こう岸まで泳いでみることに。
距離としたら片道800mぐらいなのでゆっくり泳げばたどり着くだろう。

午前中のひんやりとした水温が気持ち良い。
水が澄んでおり昨日よりも魚たちがよく見える。
そんな中を平泳ぎでのんびりと進む。泳ぎ始めてすぐに足元が見えないほど深くなる。
今、足がつったら大変なことになるんだろうな・・と思いながら、ゆっくりと泳いでいく。
数百メートルなんて走れば3分ほどのことなのに、いざ泳いでみるとなかなか時間のかかるものだ。まぁ焦ったところで早くは泳げないし、帰りのことを考えると無駄に体力を消費せずに行くほうが得策であろうと平泳ぎでのんびり。

2~30分でようやく向こう岸にたどり着いた。
こちら側は人があまり来ないためか水がさらに澄んでおり、小魚がたくさん生息しているようだ。
もちろん、水が澄んでいるといっても観光地程ではない。だけど普通の一般魚を見るのもそれはそれで楽しいものだ、彼らが魚界の庶民なのであろう。

帰りものんびり帰る。まだ余裕があるからもっと遠くまで泳げそうだ、という気持ちもあるが、山同様、海もなめていたら大怪我をする、というか命を失うので無理はしない事に。

登山や海も基本的にはギャンブルの一種と僕は考えている。カジノやパチンコはお金のやりとりだが、海や山は命のやり取り。うまくいけば達成感が得られるが、失敗したときに支払わなければならない対価は自分の体。あまり先まで行きすぎないように気を付けよう。

その後、宿に来たマラウィ人からバオゲーム(昔バオバブの木の下で行っていたからだそうだ)という現地のゲームを教えてもらう。計算することがポイントのこのゲームは頭の体操によい。アサは大混乱していた。
彼はお土産屋だから、その後自分の店を見てもらいたいと言ってきた。
まぁ長時間遊んでもらったので、僕らが目をつけていたハガキを彼から買ってあげることに。相場より少し高かったけど、ゲームの教え代として少し余分に上げる。

14時半から散歩に出かける。

昨日散歩中に見つけていた山の中腹にあり、湖を一望できる素敵なレストラン。入ってみるとラスタマンのおっちゃんが経営するレストランだった。
メニューはベジタブル系だが野菜、卵、チャパティ美味しい。
この旅で気づいた事だが、ラスタの食事は自然の味がしっかりして美味しく僕ら好みである。

その後、バタフライPLACEに行きボランティア情報などを見るが結局時間の関係で今回はやめておくことに。そうそう、本日の散歩中なぜか一匹の茶色い雌犬ずっと付け回されている。
途中でどこかへ行くのかと思ったら、結局ビーチまでずっとついてきた。(30分ほど)

ビーチでは子供らはバケツを叩いた音に合わせて陽気に(時折儀式的に)踊っていた。

30分ほどぼんやりした後、引き返そうとすると、ずっと傍らに座っていた先ほどの雌犬も立ち上がる。どうやら僕らに付いてくるようだ。

しかし途中、野良のオス犬集団のテリトリーに入ってしまい、彼らから襲われかけていたので、ここまで散歩に付き合ってもらった手前、石を持って応戦してあげようとすると意思を持った事に驚いて雄犬とともに彼女まですごすごと逃げていった・・・


いやいや・・・助けてあげようと思ったんだけど・・・


その後も遠くで再び襲われそうだったので、口笛を吹き彼女を呼んであげると嬉しそうにやって来た。
結局1時間以上の時間僕らと共に散歩していた彼女は、無事彼女の領域まで戻ると、そこにとどまりしばし僕らを見つめて見送ってくれた。

その後カフェでコーヒーとアボガドジュースを飲みのんびり。
茹でピーナツ60M30円)とみかん2個計20M10円)を買い、持ち帰って宿で食べる。今日のごはんはそれで終了。

晩に昨日あった現地の男性がマサイという少年を連れてやってきた(マサイ君はタンザニアのマサイ族出身だけど、今はラスタに転身している)どうやら彼が持っているテントを売ってくれるとのことなので、明日彼が泊まっている宿に見に行くことに。

22時半就寝。

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