3月29日
7時半起床
パンとオレンジで朝ごはんを済ませ、荷物の整理をする。
10時にチェックアウトし、隣の宿に移動する。
シングルルーム850Mにもう一つベッドを追加してもらい1200Mで泊まることに。
本来なら少し値切るところだが、この宿は収益の一部を地域活性のために使っているようなので大きく値切らず宿泊決定。それでも昨日の半額以下なので。
この宿は3日泊れば4日目は無料のようで、おそらく4泊する事になるだろう。アサの休憩も兼ねてちょうど良い。
荷物移動で汗をかいたのでとりあえずひと泳ぎする。
部屋から出てすぐ湖というロケーションが素晴らしい。
ひと泳ぎしたあと、洗濯。
洗濯は湖でしてくれとのことだが、洗剤を湖に流すのはなんとなくためらわれる・・・しかし、宿の排水溝に流したところで結局は湖に直結しているような気がするので湖で同じことか・・・。
隣の敷地では少年たちが同じように洗濯をしていた。
この村にある病院でマラリアの検査ができると聞いたアサが「行きたい!!」というので
行ってみることに。徒歩20分ほどの距離であったが、緑に囲まれた素朴な道なので気持ちがよかった。
病院に到着すると、大勢の患者さんたちが列を作って順番を待っていた。
そんな中を”外国人は優先的に先に”という待遇があるようで順番抜かしをして一番先頭に並ばしてもらう・・・。
ありがたい配慮だけど、実際重病でもない自分たちが列に割り込むのは非常に心苦しい・・・
しかし、この列を待つには1時間ほどかかりそう・・・
「じゃあ自分は検査受けなくていいや・・・」と思ったが、アサが「念のためちゃんと検査をしておこう!!」というので申し訳ないが先頭に並ばせてもらう。
僕らの検査はマラリアチェックだけなので問診は10秒ほど、その後検査の場所で血を調べられあっという間に終了。
結果は2人とも陰性。
マラリアに感染していないことが確定したことは良かったが、なんだか複雑な気分になった。
その後、村の中心に出て、お土産屋を見学する。商品自体はタンザニアと似ているが、布の柄が若干変わっていて新鮮であった。(ただ、作りはタンザニアの方がしっかりしている)
何も買わず、とりあえず昼ごはん。
アサ希望の中級レベルのレストランで
・ビーフシチュー&ライス 500M(250円)
・ソーセージ&フライドポテト550M
を食べる。
味はまずまず。清潔だが特に評価する点もない味であった。
これならローカルの店の方がいいな。
その後、散歩中に見かけていたカフェで
・コーヒー 200M(100円)
・アボカドシェイク 250M
を注文する。
ここは味も雰囲気もとてもよかったのでンカタベイ滞在中には常連になりそうである。
優雅にくつろいだあと、宿に戻りひと泳ぎ。
泳ぎ終わって岩の上でぼんやりと座っている時にふと思ったのだが、32歳の成人男性が平日に朝と夕方の2度も湖で泳いで岩の上に座ってぼんやりしているのはいかがなものだろうか・・・と日本で働いているみなさんに申し訳なくなる。
ただ、この”のんびり過ごす”という時間はこれ以上なく幸せな時間なのである。
”やらねければならない”ことは日本に帰ってからしっかり頑張ろう。
夕方までくつろいだあと、アサはお腹が空いていないようなので、一人で晩御飯ついでに散歩に出かけることに。
まずは村を越えた丘の中腹にある、オススメの宿を見学に。ここは欧米人が多くガヤガヤしていたので自分らの好みではないと却下。
ついでに横にあったバタフライPLACEに訪れると、カフェの壁にボランティア募集の文字が。
内容を見ると様々なボランティアの中にサッカーコーチと、障がい児教育というものがあった。
ここのスタッフに声をかけてみるとサッカーは週3回、障がい児教育は毎週月曜日とのこと。
月曜日は僕らの出発予定日、だから訪問は無理かな・・・と思いつつ、内容を聞いてみると、「担当が今ハネムーン中で詳しい説明できないけど資料を見せてあげるわ」と分厚い資料を手渡してくれた。
さっと目を通すと、一人一人の起因症やアプローチ方法がびっしりと書き込まれて綺麗にファイリングされていた。
それを見て、今までは知識のない環境の支援のためにボランティアをすることが多かったが、ここは自分の勉強のためになる場所のような気がし、少し見学してみたいという気持ちが出てきた。
ただ・・・タンザニアを出て3日目で早くもペースダウンはちょっとまずい気が・・・
いつもこれで旅が遅れているし・・・・
今回はマラウィ滞在は2週間しかできないし、たまには素通りすることも必要な気もする。
ただ気にもなる・・・・
とりあえず態度保留に。
晩御飯は昨日の晩御飯のローカルの店でミルクティとでっかい魚の定食350M(175円)久々のでっかい魚は美味しかった。
20時に宿に戻りのんびりと過ごす。

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