2012年2月7日火曜日

バオバブ→ドドマワイン→嵐

1月31日

6時15分起床

朝ごはんを食べた後、CDAにてホンダさんと待ち合わせ。


今日は~という1時間ほど離れた町へ出かける事に。

~の町までは未舗装路が続くが、快適なバスに乗らせてもらうことが出来たため、苦にならない。途中バオバブの並木道がきれい。タンザニアにはバオバブいっぱいだ。

到着後、ここで働いているカメイさんらと話をさせてもらう。

いろいろな世界で働いた経験が豊富で話が面白い。


お仕事があるので邪魔しないように、ホンダさんの案内のもとワイナリー見学へ出向く。ワイナリーまでの45分ほどの道もバオバブの景色が広がりとてもきれい。”THE AFRICA”である。


イタリア人経営のこのワイナリーはそもそもドドマの人々に仕事を与えるための支援プロジェクトとして作られたらしい。

だからワイナリー固有の畑を持たず、現地の人からブドウを購入するシステムにしているらしい。


このワイナリーの仕事とは

1ブドウ買い付け

2ワイン生成

3ワイン販売


なのだが買い付けは前述のように村人から、生成はというと工場内にある2000lほどの容量の大きなタンクにブドウをぶち込んで作っていた。


途中、色が綺麗になるように下層のワインを巨大ホースで上層に移す等の仕事があるようだ。

様々なワインのグレードはブドウの種類、寝かせる時間(高級のものは樽で28ヶ月寝かす、その次のレベルは14ヶ月らしい。)などがあるようだ。


雨季には水分含有量が多くなり糖度が下がってしまったブドウは砂糖を足して3級品として出荷するようだ。

今回試飲では樽で28ヶ月寝かした最高級のものを樽からスポイトで抜き取って飲ませてくれた。といっても現地では1本3000円ぐらい、おそらく日本で買えば1万2000円ぐらいになるのだろう。

うむ、味はなかなか美味しい。


安物の白ワインはいくらでも飲んでくれとのこと。


ラベル貼り、コルク入れは機械で自動にされていたのだが、

ベルトコンベア式のマシーンを見るのは”THE社会見学”の面持ちがあり楽しい。

ワイン販売は韓国、アメリカ、イギリスなどが若干興味を持っているらしい。

タンザニア人はビールを飲む習慣はあってもワインの習慣は無いようで、取り込むために甘めのワインを造っているようだ。


昼ごはんは5人で食べる。

カメイさんのお仕事について聞いて見ると最近の主な業務はタンザニア教育界(だけでなく社会全般なのかな?)におけるコーディネーター的役割のようだ、制度の見直し、制度がしっかり活用されているかのチェックなどなど、専門的過ぎて細かい部分はわからなかったが大変そうである。カメイさんは今まで西アフリカ、中米などなどいろいろな国で働いており「すごいですね・・・」というと「決められた時間通りに動き続けなければならない日本社会で働いている人のほうが凄い」といっていた。

まぁ考えようによってはそうだな。


昼食後、平地にいっぱいのバオバブの木を見ながら散歩。


帰りのバスは爆睡。


晩はイタリアカフェに行く。

ドドマ初のお洒落っぽいカフェ。とのことでみな、期待して行く。

コーヒーは確かにお洒落カフェの雰囲気と味。アイスコーヒーがスムージー風に出てくる、素敵だ。

しかし料理はOPEN直後のためか出てくるまでが遅い・・・。

まぁまぁ。


店を出ると外は嵐の予感。

自転車で来ていた他の3人に先に帰ってもらい急いで帰る。

しかし、予感はどんぴしゃ・・・帰る途中に豪雨に飲み込まれる・・・

嵐のような凶暴な雨と風にこれ以上の前進は諦め、バス停で雨宿りすることに。

そんな暴風にタンザニアクオリティの屋根が耐え切れるはずもなくドスンと落ちてきた。

あまりの激しさにバス停の職員さんが室内に入れてくれ嵐が収まるまで停電の中を耐え忍ぶ。

1時間後にようやく嵐が収まり21時半ごろに帰る。


自転車で帰ったジュンさんとヤマちゃんも間に合わずぶぬれになったそうだ。

23時就寝

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