2012年1月24日火曜日

ブルンジ入国→ババ→人相→チン、チャン、チョンと教育水準の関係性→駄目な葉書→CAFE!!→チンパンジービーチ???


1月13日
6時起床。

パッキングを済ませ8時に出発。
余った小銭でピザパンを購入し、New Yahoo carバスオフィスへ。

8時40分にやって来たマイクロバスに乗り一路ブルンジへ。

あっという間のルワンダだったけど、「虐殺」以外で印象深く感じたのは緑の豊富さである。
高台にある首都キガリからは遠くに位置する緑の山々を見渡す事が出来たし、地方に移動する途中は常に緑の山間を走っていた。

中米のコスタリカも緑の国の印象が強かったがルワンダはそれ以上かもしれない。

プラスチック製のビニール袋を使用しないという取り組みが盛んなのはこの素晴らしい緑を守るためなのだろう。
まぁ、買い物用ビニール袋を使用しなくても商品のパッケージはビニール製なのだからどの程度効果が出ているのかはわからないが、ちりも積もれば山となるので。
この取り組みを見習い僕らも出来る範囲で環境保護をするべきなのであろう。

ブタレを出発して45分ほどでブルンジとの国境に到着。

まずしなければいけないことは両替。
まだルワンダフランが50000R(7000円)ほど手元に残っていたのでこれを昨日の両替レート付近で換えようと交渉する。

無事両替できれば、ブルンジ滞在費用はこれで足りるはずだ。
両替商と交渉するも昨日の1R=2,Bにはなかなかならない・・・しかしなんとか粘り2,15で両替する。

まぁ多少の違いはよしとしよう。

両替後スリが多いという噂のあるブルンジにいよいよ入国。

ブルンジは「見所がない」、「スリが多い」、「写真を撮っていると警察に捕まる」・・・等等、好ましくない噂をよく耳にする国なのだが実際はどうなのだろうか。

とりあえずダラダラになっていた気を久々に引き締めてみることに。

次の仕事は国境でのビザ取得。
ブルンジはなんと1ヶ月ビザが90USD!!
さすがにそこまでのお金は払う余裕が無いので今回はトランジットビザ40USD(それでも高い・・・)で入国することに。

トランジットビザでは3日しか滞在できないのだが、延長しようと思えばブジュンブラで5日間分で10USDを支払えば延長できるようなのであとはブルンジが好きかどうか雰囲気を見て決めることに。

ビザ取得も係員によっては賄賂要求があるようなので、好印象を与えつつも図に乗られないように心がける。
そして無事40USDずつ支払い入国。

しかし、手持ちのUSDの20札と5札の1枚ずつが古い札であるため使用できないといわれる。
たしかにそんな情報を聞いてはいたが、自分がババ(旧札)を2枚も持っているとは・・・
これを使うには”古い札は使用しにくい”という情報を持たない人に対して使用しなければならないのだが、基本的にそのような情報を知らないのは地道に働いている貧しい庶民であり、荒稼ぎしている商売人はその辺りに非常に敏感なのでほぼ使用できないのである。
早く使ってしまいたいが、貧しい人を搾取するようなことも気が惹ける・・・・
とりあえず当面、両替商、銀行など大手を数件当たってみよう。

ブルンジに入国して再び走り出すバス。
窓外の様子は基本的にルワンダと変わらず緑の山々と林業、牧畜で働く人々。
治安が悪いという情報が間違いじゃないかと思うほど穏やかな雰囲気だ。

2時間半ほどのどかな道をどんどん下り続けると首都ブジュンブラが見えてきた。
町に入ると少しずつ人々の表情がよくない意味で変わってくる。

そしてバス停付近は若干人相の悪い人が現れてきた。
もちろん先入観のせいもあるのだろうが、やはり人の心は顔に出るのだと今回の旅に出ておおいに感じているので、ここは先入観をも信じて気をつけておこう。

町の中心に着く前に1度バスが止まり、パスポートチェックがあったのだが、気がつかないと間違えてそこで降りそうになるので注意が必要だ。

そして13時前にブジュンブラの中心に到着。
思ったより小奇麗で、西洋風のカフェもちらほら。ベルギーに統治されていた影響だろうか。
バス停に着いたあと、お目当ての宿まで重い荷物を背負って20分ほど歩く。

初めての国、そして治安が悪いと聞いている国は気を張らなければならないので倍疲れる。
歩いていると、エチオピア以来の「チン、チョン、チャン!!」「チーノ!!」攻撃が・・・

この攻撃の強さとその国の教育水準は見事に反比例している気がするな・・・。

宿に無事到着し、チェックイン。
町の人はほぼ、現地語かフランス語だったが、受付の人が少しだけ英語が話せた。

しかし噂に聞いてはいたがあまり部屋はきれいではない。一泊12000B(780円)
ブルンジ滞在は日数が限られているので、さっそく外出する。

まずは郵便局へ。
忘れる前に葉書を出そうとやってきたのだが、葉書のクオリティが低すぎる・・・貧弱すぎる選択肢の中から誰だかよくわからない鳥のドアップ写真をチョイスする。不思議な鳥がカメラ目線・・・。

そして時間がないにも関わらずカフェ休憩。
これは僕らの旅に必要なひとときなのだ。

「なぜ時間がないのにカフェに行くのですか?」
と尋ねられたら胸を張ってこう答えるだろう。


「そこにカフェがあるからだ」と。


バスに乗っていたときに目に留まっていたカフェに入ったのだが、そこは別世界。完全に都会クオリティ。
ここでバタバタ急いで高ぶっていた気持ちを静める。

久々のマキアート、バナナとコーヒーのアイスミックス、そして僕はビュッフェ5000B(300円)アサはクロックムッシュ3500B

事前に調べていたブルンジ情報のなかで「ビーチ沿いでチンパンジーが見られるかもしれない・・・」というものがあったので、カフェの店員に聞いて見ると「clubというホテルのプライベートビーチでチンパンジーを見た」教えてくれたのでミニバスに乗って行って見る。

ミニバスに乗り30分ほどで到着したのは高級ホテルHotel Club。ついて驚いたのだが想像していたよりもずいぶん雰囲気がよい。
なんだか、ただの散歩で敷地に入るのは失礼な気がしたのでカフェで白い砂浜を持つ湖を見ながらビールを飲む。

風が心地よく、人もあまりいないためとても静かだ。

さきほどのカフェといいブルンジでこんなに落ち着いた時間を過ごす事が出来るとは思っていなかったな。
湖であるここをビーチと呼んで良いのであれば、かなりポテンシャルの高いビーチである。

湖の反対側はコンゴの国。
未知の国コンゴが、直線距離では40kmほど。
行って見たいようなそうでもないような・・・「治安が非常に悪い、多くの旅人が行方不明になっている」と聞いているので今回は行かないが。

さて、非常にリラックスでき、とてもよい場所なのだが・・・肝心のチンパンジーがいない・・・。
半分は期待していなかったので、諦めて浜辺でぼんやりした後、夕方シティセンターにもどり、マーケットをブラブラ、その後AROMAカフェでコーヒーを飲みながらのんびり。ブルンジのコーヒーもなかなか美味しい。

そして宿へ戻る。

シャワー後、アサはお腹が減っていないというので1人で町に出て、チャパティー、ピザパン、チャイを計2000B(130円)で食べた後、肉団子揚げとサモサを持ち帰って宿で食べる。

22時就寝。

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