1月2日
7時に起床。
昨日は布団に入ってすぐに就寝。思っていた以上に身体は疲れていたようだ。
本日、抱負について説明せねばならないと思い、朝から英語で話す内容を考える。
「新年を向かえ、新しい年になった。日本では、新しいスタートを始めるに辺り、今年の抱負を考えるという文化がある。今出来ないことをできるように、成長する為には目標を持つということが大切である。」などと英語の文章で説明できる程度の内容を考えたが、カマウさんがシルビアさんにも少し考えさせたいと言い始めたので後日説明する事に。
今朝は、洗濯。
その後、アスレチック作り。
アスレチックの目玉としてロープスライダーを作る事に。
リンさんとあれこれ悩みながら作成する。
途中、部屋でコーヒーを沸かし、タクさんと朝ごはん休憩。
長野の田舎の方の出身のタクさんに「自然溢れる中でいいですね・・・」と言うと「田舎暮らしはそれはそれで大変なのですよ・・・」と言っていた。
午前中はそれで終了。
昼ごはんはムケネ。
食事中にカマウさんが「チゴンゴはトブさんと結婚するんだよな!!」と茶化し、他のボランティアも便乗して茶化してしまうと突然涙してしまう・・・。
13歳ぐらいの敏感な年代に恋愛関係の冗談はタブーであったようだ。
トブさんも自分と茶化されて泣かれてしまったため気まずそう・・・。
昼休み、トブさんが先月までニュートピアで共に生活していたカグアの家に家庭訪問に行くと言うのでチゴンゴを道案内として行くことに。
今回はチゴンゴを写真係に任命し、僕らのカメラを預けて任せる。
もともと、絵や、踊りなど芸術面に興味があるチゴンゴは楽しそうに写真を撮っていた。
チゴンゴの実家はニュートピアからバスで9時間ほどの遠くにあるそうで、実家に顔を出す事はほぼ出来ない様子。
「家族に会えないことは寂しくない?」と尋ねると、「僕はニュートピアに来て始めて勉強が出来るようになった。それまでは毎日家の手伝いだけの生活だった・・・だから家族は好きだけど帰りたくはない」と答えてくれた。
自分が彼の年代の時には勉強なんて嫌なもの、面倒なものとしか思っていなかったのに・・・
カグアの家に到着すると家は思ったほど貧しそうではなく(もちろん日本と比べればとても貧しいが)、カグアも元気に洗濯の手伝いをして働いていた。
お母さんは、慌しくウガンダ女性の正装ゴメスに着替えて登場。
どうやら写真を撮られるなら綺麗に登場せねば!!と思ったようだ。
ウガンダでは貧しくても、来客が来たときや特別な場所へ行くときには着飾る事をおろそかにしない。
そのあたりの感覚は日本人と同じ。
旅人である僕らが忘れてしまっている感覚である。
ちゃんとしないとな・・・
妹のナカミヤも元気。
お兄さんたちも川で洗濯をしていた。
もちろん大変なのだろうが、家族のメンバーがみなで協力している姿には温かいものを感じてしまう。
1時間ほど滞在したあと帰ろうとすると、カグアが気に登りジャックフルーツを取ってきてくれ、庭に生えていたピリピリ(唐辛子)も渡してくれた。
お母さんからは籠に入れたアボガドを手渡される。
家族と別れるとトブさんが泣きはじめる。
長い間、家族のように生活していたのに財政的な問題でニュートピアを出さなければいけなかったことが悲しかったのだろう。
ニュートピアに戻り、しばしのんびり。
その後、ヨシさんとカリバリオへ買出しに。
水を買いジュースを飲み、マンダージ(揚げドーナツ)を食べて帰る。
晩御飯前にナムチビが駆け寄ってきて「豚が赤ちゃんを産みそうだわ!!」と教えてくれたので慌てて豚小屋へ行くと、出産前の母豚が暴れたようで他の豚と仕切る為の柵が壊れていた。
薄暗い中ライトを照らし見守るとすぐに一匹目。想像していたよりあっさり、プリッと生まれてきた。
その後も2匹目、3匹目・・・と生まれてきたが、壊れた柵の間から他の豚が入ってこようとするのを見てカマウさんが「サトさん、この2匹の豚を違うゲージまで運んでください」と言われる。
ここでは始めての仕事を多くしてきたが、豚を運ぶのも始めてだな・・・豚って噛み付くんだろうか・・・など思いながらも、物事に動じなそうなヨシさんと「いっせーのーで」で前足と後ろ足を持ち、別のゲージへと移動させる。
別のゲージではビャルとバタが待ち構えており、僕らよりも慣れた様子で豚の受け取りを手伝ってくれた。
その後、7匹目が生まれたところまで確認して晩御飯を食べに戻る。
今晩は豆スープ。
豚を運んだ後に、手で食べるのには若干衛生面の不安もあったが仕方ない。
いつもより綺麗に手を洗う。
本日通いの生徒の家からもらってきたトウモロコシを食事前に出さなかった!!、といってひとみさんとナムチビが怒られて泣いていた。
夜、ジョンとルワンダ、タンザニアについて話す。
ザンジバル島ではイルカと泳ぐ事が出来るツアーがあるらしい。
最近、行くか行かないか悩んでいた島だが入ってみる気になってきた。
22時半に就寝。
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