1月18日
7時半起床。
朝ごはんはホテルで食べる5000T(250円)。フルーツ、焼いたトースト、オムレツ、ウィンナーそして残念なインスタントコーヒー・・・味はまずまずだが雰囲気はよかった。
値段を考えると及第点かな。
10時にチェックアウト。
ショップライト付近でネットをし、タクさん、サユさんに「やはり僕らのペースではザンジバル合流に辿り着けませんでした・・・」と連絡する。また世界のどこかで再会できるかな。
11時にモリコちゃんと合流。
まずは、アルーシャの町で宝石商をしているというカトウさんの店を訪問させてもらう。
40年以上前に高校卒業後単身アフリカにやってきたというカトウさんは前はケニアで住んでいたが今はタンザニアで住んでいる。
話を聞くとタンザニアは宝石の宝庫のようだ。
カトウさんは今までに自分自身でも宝石の発掘を何度か試みたそうだが大物を見つけた事はないとのこと。
大物を見つけた人はそれまでの車洗いの仕事から、一夜にして大きなビルの経営者に転身したりしているようで。「自分自身でも死ぬまでには一山当てたい」と言われていた。
カトウさんはアフリカで長年暮らしているだけあり不思議な魅力に溢れた人。
一番の不思議はゴキブリをペットとして飼っているということ。
小さいバケツの中にゴキブリを飼い、ちゃんと餌(砂糖)と水もつねに与えているとの事。
やはりアフリカで生活する人は逞しく面白いな。
カトウさんの店には宝石の原石を見つけたマサイ族の人々らがそれを売りに来たりするようで、それを鑑定し、購入して自ら磨き、売っているようだ。
カトウさんとお別れした後、土産屋へ行き、その後昼ごはんを食べながらモリコちゃんが働いている内容を聞く。”特別支援教育についてタンザニア人の学校の先生に英語で教える”という内容のようだ。
これは非常に難しそう。
そもそも生徒の中に障がい児と関わった事のない先生が多いようで、障がい児教育に興味があるのではなく、障がい児教育を学び、資格を取得すると、給料が増えるからという打算から講義を受講している生徒も多いようだ。
そんな彼らに教える事は非常に骨の折れる作業のよう。
個人的にもそういったケースでどのように教えればよいのか考えてみたが・・・難しい。
「生徒達は理論に裏づけされた知識でないと納得してくれない・・・しかし理論だけ説明しても実際に障害を持つ人々と関わった事のないため理解度が低い」との事。
良し悪しあるが、日本人に対しての曖昧な表現ではなく、多少間違いはあっても「この障害の特徴はこれ!!」「この指導法が有効!!」と輪郭をくっきりとして説明しないと理解してもらえないのかもしれない。
まずは間違えがあるにせよ全体の概要を理解させた上で、細かい微調整をしていくのがよいのかもしれない。
その後、高級ホテルでカフェをしながら優雅な時間を過ごした後、預けていた荷物をとりにホテルへ帰り、ダラダラ(乗り合いタクシー)400Tでモリコちゃんの家に向かう。
ダラダラの車内ではタンザニアの子供らと話す。
彼らは金持ちの家庭で育ったためか、余裕ある柔らかい表情をしている。英語も上手に話すことが出来て賢そう、生活水準によりタンザニアの子供たちの生活はかなり違うのだろう。
モリコちゃんの家は教員養成大学の敷地内。
部屋は1人で住むには広く余裕があるとのことで僕ら用の個室まで準備してくれた。
のんびり話し、夕食作り。
本日は
・ポテト&玉葱の醤油バター風味
・ピーマン&トマトのブイヨン、大蒜、塩コショウ炒め
・味噌汁
・ビール
とても美味しい。
素敵な晩ご飯である。
食べながら話し、22時半に就寝。
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