午前10時よりMASUDA君と3人で、ボレ地区に向かう、前々から約束していたが、伸ばし伸ばしになっていた韓国料理を食べる約束を果たすため。
ボレに向かう途中にインフォメーションセンターにより北部情報収集。どうやら最近はティグライの教会群へ行くためのローカルバスもちょこちょことできつつあるらしい。これは良い情報だ。
その後ミニバスに乗り、韓国料理屋へ向かう。
久々の韓国料理。付き出しにキムチ、白菜などのキムチ煮、もやしときゅうりの炒め、大根の酢漬けがでてくる。
付き出しの時点で大満足のクオリティである。エチオピアの食べ物に不満は無くてもやはりアジアのご飯が一番口に合うようだ。
注文したチヂミ、キムチチゲ、ビビンバも美味しく食べる。
米が美味しいとそれだけで満足である。
2人で210B(1050円)といつもの4倍なり。でもたまにはいいものだ。
食後、ショッピングモール(しょぼいけど)の薬局で、マラリアの予防薬を購入する。6粒で150Bとなかなかの値段。
本当は「アサだけ予防薬を飲み健康体の僕は薬無しでいけるだろう・・・」と思っていたのだが、この3ヶ月ほどで3名の日本人旅行者がマラリアで亡くなっているという哀しい出来事が起こっていることが理由である。
同じ時期に世界を旅していた方が亡くなったというのは、たとえ直接面識が無くても非常に切ない気持ちになる。
楽しい事も苦しいこともありながら世界を旅し、世界の良さを感じると同時に、自分の生まれた国”日本”の素晴らしさを再確認することは非常に多い。
亡くなられた方々が病気にかかった際には心から「日本に帰りたい・・・」と思われたはず・・・しかしそれは叶わず異国にて亡くなられたという無念は想像するに余りある・・・。
それが彼らではなく僕らだった可能性だって十分にあるのだ・・・。
出来ることなら魂となった今、無事に日本に帰り、安らかな時間を過ごす事が出来ていられたらと思う。
それと同時に残された家族の方々は突然の訃報を聞き無念の情を感じられていると思います・・・。
世界を旅しながらたくさんの人々に愛された彼らを誇りに思う事が出来る日が一日でも早く来てもらえたらと思います。
彼らは自ら死を選んだわけではない、むしろ他の誰よりも精一杯彼らの人生を生きていたはずだから。
そんな彼らのご冥福を心からお祈りします。
その後、中国食材店まで歩いて行ってみたものの、めぼしい物は無かった。
中国で見たようなお菓子やラーメンなどが3倍近くの値段で売られていた。
この値段でもエチオピアに住む中国人の人々は迷わず購入していた、お金持ちの駐在の人達なのかもしれない。
16時にミニバスで宿まで帰り急いで出発の荷物整理をする。
晩ご飯はPIZZAPIZZAのラザニアとミネストローネ。
22時半就寝。
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