2011年10月9日日曜日

再利用文化→鷹の遊び→湖の村→裸の子供と牛→安給料→どこかに落とし穴

10月6日

9時起床。

部屋付属の電話で、モーニングコーヒーを注文し、昨日購入しておいたパンと一緒に優雅な朝食をとる。

その後、アサの出発準備が整うまで1人で散歩をする。


工事中の人々も陽気。

町行く人が「ヘローチャイナ!!」「ニーハオ!!」と元気よく声をかけてくる。(中国人じゃないんだけど・・・)こちらの人からすれば、同じ顔に見えるし、多くの中国人が道路工事の仕事をしにやってきているので、よかれと思い声をかけてくるのだろう。


廃棄した古タイヤを削って靴底を作るなど、再利用文化が進んでいるようだ。「MOTTAINAI!!」の精神ですな。


11時に宿を出発してビショフトの町へ。ここはインフォメーションセンターでもらったパンフレットにきれいな町だと書いてあったので。

ミニバスで1時間(16B


本日宿泊予定のビショフトホテルは、町から少しだけ離れたビシュフトゥ湖の近くにある。

ホテルのレストランからは眼下に湖を見下ろす事が出来、野鳥の宝庫といわれるこの場所には、鷹、ハチドリ、その他カラフルな鳥達が飛び交っている。


宿泊を決め(200B)コーヒを飲みながら湖と鳥達を眺める事に。

すると、3匹の鷹が飛んできた。彼らは狩りの練習か、はたまた単に遊んでいるだけかは定かではないが、1羽の鳥がどこからか拾ってきたビニール袋を投げ落とすと、他の2羽が争うようにそれを拾い、その鷹が再び投げ捨てたビニール袋を他の鷹がキャッチする。という遊びを行っていた。

鳥の世界でも様々な遊びを工夫しているようである。


きれいな部屋でアサは少し休憩すると言うので、1人でハラ湖に散歩に出かける。宿から徒歩45分ほど。

入場料4Bのこの湖は野鳥の宝庫らしくペリカン他、白くてでかい鳥やらなんやらが数種いた。

さらに魚も宝庫らしくたくさんの釣り人が、竿釣り、投網漁を楽しんでいた。


あふれんばかりの時間を持て余している子供らは裸で元気に泳ぐ。(下手だけど)


彼らは僕の姿を認めると服を着ていた少年までも「フォトー!!」と言いながら全裸になって湖に飛び込み始める。


いやはや元気なものである。

しばらく子供らにつきあい写真を撮っていると牛乱入!!


若干あせる子供達だが、すぐに気を取り直し、再び無邪気に泳ぎ始める。


なかなか、アフリカ的で面白い光景であった。


湖から宿に帰る途中、エチオピアの現在無職の青年が話しかけてきた。


彼の話によると、この地域の仕事は給料がとても安く、道路舗装の仕事で一日30B(150円)、少し良い仕事でも一日100B(500円)となかなか厳しい条件のようだ。


だから首都、アディスアベバで働くには英語力などが必要であるらしい。


また、結婚事情では23歳ぐらいが結婚適齢期であるらしい。「日本では20代後半になりつつあるんだよ」というと「子供をつくるのが大変じゃないか!!」とのこと。


さて、宿に帰り今度はアサと共に~湖へミニバスで出かける事に。


今回のミニバスでは途中から変な若者が3名ほど入ってきて「1人100Bだ!!」などと、調子に乗ってぼってこようとする。

うっとうしいので、車を叩き「じゃあここで降ろせ!!」というと、運転手が「大丈夫・・・ちゃんと連れて行く」と言い無事5Bで到着。


到着した湖沿いにある宿はアディスアベバの宿から勧められた場所。値段は割引後でも585B(3000円ほど)する、エチオピアでは高級ホテル並み。


どんな所か覗きに行くと、冒険心に満ちた欧米人が好きそうである湖に面した3階建ての丸太小屋(階段ではなく登るのは梯子)、そして部屋を出たらすぐにカヤックをしたり泳いだりできるというロケーション。


部屋の作りがやや荒いのと、湖沿いなので蚊がいそうなのが、ややマイナスポイントか・・・。


帰りのミニバスは正直おじさんがドライバーで、宿まで乗り5B払うと「1ブル多いじゃよ・・・」と律儀に返金してくれる。


宿に戻り、ピザとビールで優雅に晩ご飯。ピザ美味い。


寝る前にシャワーを浴びようとするとお湯が出ない・・・・・従業員の人が修理を試みるものの、途中で断念し、部屋を変えることに。


部屋を変えるとTVが無くなっている・・・・・まぁ言葉わからなかったからいいんだけど・・・・最後まで完全にはいかず、どこかに落とし穴があるのがエチオピアなのかもしれない。

0 件のコメント:

コメントを投稿