2011年10月7日金曜日

ボランティア引継ぎ→マザーハウスの子供たちの将来(残るも赤子と巣立つ赤子)


10月4日

9時起床。


朝食はコーヒーとパン。そしてラーメンも。


エチオピアの物価近年急上昇しているにも関わらず、他のアフリカの国よりは安い。(生活費1日あたり2人で1500~2000円)

しかし滞在が長引くとそれでもお金はかさみます・・・手持ちのブルがわずかとなり追加でおろす。


明日からアディスアベバの東120kmほどの距離にあるナザレットとソドレの町に2日ほどの旅行に出ることを決め、荷物をまとめる。


行く事は決めのたが、温泉があるという情報しかない。

まぁ行ってみればわかるだろう。


その後、遠足のおやつを購入し、マザーハウスへ出かける。


働く前に八百屋でフルーツジュースとエッグフルフィルを食べる。

エッグフルフィルは郷土料理かと思って注文したが、たんなる煎り卵とパンであった。


マザーハウス

リハビリ部屋に入ると、職員さん以外に今日からボランティアを始めたカナダ人の女の子が2名いた。


8畳ほどの狭い部屋に人が多すぎるので「今日は赤子部屋に行ってくるよ」と職員さんに告げると「あなたにはここで働いて欲しい・・・」といわれる。


どうやら彼女らにリハビリの説明をしてほしいとのこと・・・・

大学生の実習生に対しては日本でも教えたことはあるが、英語となると・・・しかも彼女達は特になんの知識もないようである。


とりあえず

・彼らの状態

・現在行っている彼らの課題とその実施方法

・絶対にしてはいけない注意点

を説明する。


その後、今日は彼女らに引継ぎを行うべく、実際にそれぞれの子供にいつもの課題の簡易版を行ってみせ、その後彼女たちに同じ事を行ってもらう。


子供らは本日もいつもどおり熱心に取り組んでくれた。


16時になり彼女らが帰った後、「明日から旅行に出かけるからしばらく休みます」と職員のおばちゃんに告げると

「・・・またかえって来るよね・・・」

「あの子たちにはあなたが必要なの」

「ほら彼らはこの3週間ですごい成長してるでしょ!!」

「あなたのビザで滞在できる間私達を助けて」などと引止めの勧誘が・・・


非常にありがたい言葉なのだが、僕らはまだエチオピアを全く旅行していないし、いつまでも生活費を切り崩して滞在は出来ない・・・


しかし・・・「また、今回の旅行から帰ってきたら戻って少し働くよ」と答えてまう・・・(こうして滞在が伸びて組んだろうな・・・)


食事は昨日のメンバーと食べる。


赤子部屋

今日は全体的にみな元気に過ごしていたようだ。


そしてアサがシスターから聞いた事実。


どうやらこの部屋にいる12名の赤子のほとんどは2~3ヶ月のちにそれぞれ、世界各国(ベルギー、オーストリア、スペインなどなど)へ養子としての行き先が決定しているらしい。


これはアンジェリーナジョリー&ブラッドピッド夫婦の影響か???などと思ってしまうが、まぁ愛情をもって彼らを育ててくれる家庭に行く事が出来るのであればいいことなのだろう。


しかし、まだおいどん子だけは養子としての貰い手が見つかっていないそうである・・・複雑な気分だ。


宿に帰り、今日はMASUDA君と3人でPIZZAPIZZAへ食べに行く。

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