2011年10月4日火曜日

マルカートの魅力→見習うべきアフリカ人のメンタリティー→電熱棒→保育士さんは大変








































10月1日
8時半起床。
アサもだいぶ調子が良くなってきたようで2人でTOMOCAへ行く。
コーヒーを飲み、買出しをした後で宿に戻る。

それから散歩に疲れたアサを宿に残し、一人でマルカートに散策に出かける。

マルカートのマーケットは人々の熱気とアフリカ大陸最大規模という品物の量が魅力である。そして最大規模の量のマーケットなのに何一つとして欲しいものが無いところに何と空く心掴まれる。
何もないけどいつまでもブラブラと歩けるから不思議である。

物はないけど人は凄い。ベッドの簡易マットレスを20段重ねで頭の上に乗せて歩いている人(人も含めると計4m以上の高さ)

車道にもかかわらず30頭ものロバを強引に横切らせる人々。

空になったコーヒーカップを前にしながらも延々と語り合いつづけるおじさんたち。

そんな働きもしないおじさんを横目にトウモロコシを焼いて売っているおばさんたち。
素敵である。

ここにいる多くの人には凄いパワーを感じる。

みな自分が貧しくて不幸だなんてちっとも思っていないようで底抜けに明るい顔をしている。(皆が貧しければ相対的には貧しくないのだから当たり前かもしれないが)
きっと世界中が食糧危機になってもこの人達は今までどおり笑って過ごすのだろう。
そう考えると僕ら日本人はどうなのだろうか?
物質的に豊かな状態で幸福さを感じるのは当たり前だが、物質的に恵まれなくても楽しいと感じる事が出来る彼らのメンタリティは非常に見習うべきものがあるのだろう。(IH家電が無くても炭で火を起こせばよいのである)

宿に帰り、体力の回復したアサとマザーハウスに出かける。

働く前に、マザーハウス近くの市場を少し散策する。

よ~く捜すと、COLOMBIAの古着アウターが750円ほどで売られている。
おそらく定価は15000~20000ほどするだろうからお買い得なのだろうが、荷物を増やしたくないのと、ケニアにも古着市があると聞いているので今回はやめておく。

その代わりに長期旅行をする旅人必携のアイテム電熱棒(瞬間電気湯沸かし器のそこについているコイルに取っ手が付いたものでコンセントに差し込むと高温になりお湯を沸かす事が出来る、その代わり使い方を誤ると火傷、感電する)を今更購入。10b(50円)

本日のマザーハウス

土曜日なので、今日は2人で赤子部屋。

僕らが部屋に入るとパンジーが笑顔で迎えてくれた!!
ここ数日の彼女の成長は本当に目覚しい。
昨日とは違い、今日はアサにも笑顔を振りまく。
僕が近づくだけで笑顔。
今までの苦労が報われた気がする。

こういう瞬間にめぐり合うことが出来たのはとても幸せな気がする。
おそらく、彼女にとって一番最初の山は越える事が出来たのだろう。もちろん今後も様々な大変な事があるだろうが、今回のようにゆっくりとでも乗り越えていってもらいたい。

本日は、どんぐり、姫、ミッキー、ジョニー、えびす、おいどん子とみな調子よく過ごす。

生後3~4ヶ月ほどのちび猿3名が、抱っこを求めて非常に泣くようになってきた。
一人が巣立てば、次の赤子がやってくる。
保育士さんというのは大変苦労も多く、忙しい仕事なのだろうな。でも彼らの成長を間近で見られることで疲れも吹き飛ぶのだろう。


帰り道にチキンハットでチキンバーガーセットを食べる。これでもかというぐらい叩かれ薄くなった(3mmほど)チキンカツからは衣の味しかしなかった・・・どうやら「チキンハット」と店名ではチキンを前面に出しているが、普通のハンバーガーの方が美味しいようだ。

宿に帰り、今朝購入したワインを開栓する。
しかし・・・・香りが悪い・・・というか臭い(シンナーの臭いがする)・・・よく行くPIZZAPIZZAに置いてありみんな飲んでいるので美味しいのかと思ったのだが大失敗。
50B(250円)程度のアフリカワインは美味しくないと学習。

電熱棒を使いラーメン作成、プラスチック製のラーメンどんぶりしかないため果敢に攻めきらず(沸騰しきらず)半茹で・・・修行が必要。(もしくは金属製の鍋を買う)

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