2011年9月27日火曜日

バクシーシ→なんかだいいなアフリカ→美味しく食べるために喧嘩はしない!!



9月23日


9時半起床

一人でPIZZAPIZZA、モーニングセットを食べる。フレンチトースト、スクランブルエッグ、ひき肉炒めとひさびさに洋風の朝ごはんセット。


その後、アサが食べたいと言うバナナを購入しにフルーツ屋へ。


その後、午前中はのんびり。


本日のマザーハウス。

すわる君・・・今日は体のゆるめを中心に。金曜日になってきたためか、だいぶ体が緩んできた。

あぐら座位は、本日は鏡に映る自分を見せながら行うようにすると、姿勢を意識しやすくなったようでだいぶ座位が安定した。


ひざだち君・・・膝立ちの姿勢をとらせようとすると、腰を落とし膝立ち断固拒否の姿勢。

仕方がないので、課題変更。

あぐら座位をとらせて腰に力を入れる練習をした後、ボールプールの縁で一人で支え無しにすわる練習をおこなう。

昨日までと比べだいぶ姿勢が安定してきた、姿勢が崩れた際にも自ら姿勢を立て直す立ち直り反射がよくみられ、5分ほど自立してすわる事が出来た。

途中でよつばい君の妨害に会い終了したが、この調子で行けば遠からずこの課題はクリアしてくれるだろう。


よつばい君・・・本日も遊んで欲しいと僕の元にやってきたので、FBで体をしっかり緩めた後、自立してすわる練習をさせる。

背中がS字にゆがんでいるため難しいかと思ったが、バランスをとる感覚をよくわかっているようで2~3分は自立して座ることが出来た。ただ、本人にとっても無理のある姿勢での座位になるため、彼には違った形の座り方を工夫した方が良いのかもしれない。


ドキドキ君・・・本日いつもの課題を、一度も嫌がることなく行うことが出来た。


みな徐々に課題に適応してきてくれているのだが、明日からまた週末で訓練休みなので、来週の月曜日にどうなっていることやら・・・・


ひざだち君、すわる君、やんちゃ君に食べさせた後、赤子部屋に。


本日はパンジー以外は皆泣いていなかったが、離乳食を食べた後のえびすが吐いていた。

ただ、調子自体は良いようで笑顔が見られる。

どんぐりの表情が最近さえないのが気になる。予想としては「アサが来なくなった事を彼なりに敏感に感じ取っている」か「他の職員さんと違いどんぐりを特別に甘やかさない僕を嫌っている」なのだろう。


本日の帰り道、この前ガム売りの少年からガムを買った際、隣にいた少年に「今度買いに来るよ」と約束したので彼らの領域にやってきたのだが、本日は見当たらなかった。

「学校にも行っている」といっていたので今日は学校だったのかもしれない。


旅中、バクシーシなどに対して、お金を払う事はまずないのだが、頑張って働いている少年達から自分の必要なものを買うことは、まだ良いことかな・・・と思っている。

本来であれば小学生ぐらいの子供は働かずに学校へ通えたらと思うのだが、そこら辺の事情はなかなか難しいものである。(単に親が甲斐性が無いだけの時や、社会的な問題など)


「バクシーシ、マネー・・・」と言うだけの子供になるのではなく、出来るだけ自活できる力を身につけていって欲しい。


しかし・・・「バクシーシ・・・」という子供のほとんどは、当たり前だが親がやらせている事で子供達が自ら選んでその生き方をしているわけではない。

もし、僕がエチオピアの貧しい家庭で生まれていたら、僕だって「バクシーシ」と言わざるを得ない状況になっていたのであろう。

そう考えると、彼らにも「お金じゃなくて食べ物でもあげたら・・・」なんて思ったりもするのだが、「無料で貰う事を覚えたら自分で働く意欲が無くなる」という教科書に書いてあるような答えと、「一人にお菓子を与えたら他の全員にも与えなければなくなる」という、個人の損得勘定のためお菓子も例外をのぞいてあげていない。


この件に関しても何が本当に良いのか未だに結論は出ない・・・


昨日に引き続き、あれこれ考えながら歩いていたのだが、坂道を下りはじめた時に視界に入った人々の楽しそうな笑顔、幸せそうな表情、駆け回る子供達の様子を見て、


「なんだかいいな、アフリカ!!」


と感じた。

なにが、とは説明できない感覚的な気持ちの高揚だった。

来る前は少し不安だったアフリカ、まだ一カ国目のアフリカ(エジプト、モロッコは除く)だけど、たぶん僕はアフリカを好きである。なんとなくそんな気がする。


まぁ、今そう感じただけで、今後悩まされるであろう移動などを経て考え方が変わる可能性は得大だけど。


帰って、アサと少しだけ小競り合い。(理由は食事のタイミング)断食を経験したからといって食に関する許容量が広くなることはないのだなと実感する・・・・僕の29日間はいったいなんのために・・・


晩ご飯は宿の近くのKGcornerレストラン。ここのローカルフードが好きなので注文したら売り切れ。ので看板メニューだというハンバ-ガーと、アサの希望で焼き飯。どちらもまぁまぁ・・・とくに微妙に喧嘩中だったので。


2人旅行する際、喧嘩をしながら食べたご飯は必ず美味しくない。


食事を食べる際の自分の心の状態というのも大切なスパイスであるのだろう。

ご飯を美味しく食べるためにもできるだけ喧嘩はしたくないものである

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