2011年8月30日火曜日

断食生活26日目→アンマンへ→親切なルアイ氏とヨルダンの人々→アンマン城


8月26日
6時45分起床。

7時15分にバレンタインインの目の前にやって来てくれるバスに乗りアンマンへ出発。5D(550円)
11時過ぎにアンマン郊外のバス停へ到着。そこからタクシー2Dでマンスールホテルへ。
ここは別名コーダホテル。数年前にイラクで無くなったコウダさんを偲んでオーナーさんが彼が最後に泊まったこのホテルの名前をコーダと名づけたようである。
宿に着くと、親切な従業員として有名なルアイさんが出迎えてくれた。
ドミ一人4D。昨日と比べきれいではないが、ルアイさんが良い人そうなので決定する。
本日は特に予定無し。日課の昼寝をし、ルアイ氏と会話。
会話の内容は
・日本人好き
・ガンバ大阪好き
・昔は学校でアジア人は危険だと教わっていたが、ここで多くの日本人と関わった経験からそうでない事に気がついた。
・日本人の女性に「町を歩く際はイスラム教の国だからミニスカートやキャミソールの格好は控えた方が良い」という話をしても、理解せずにミニスカートで外出し、セクハラに会った子などには、どう説明するべきか?
・日本人は良い人だが、とてもシャイなのが少し残念。もっと何でも話してくれたらいいなと思う。
・ヨルダンも今でこそ平和だけど、昔はこの裏の山でも何百人も殺されたりした歴史がある
等など・・・・
夕方に「ラマダン頑張っているごほうび」としてヨルダン風ライスと鶏肉と野菜の煮込み、水とジュース、アラビアパンを差し入れしてくれた。なんて良い人。ご飯をくれたということ以上に(それももちろん)ルアイさんの気持ちが嬉しい。「日本人の僕らの国の伝統を知ろうとしてくれていることが幸せなんだ」と言ってくれた。

食後、アンマン城へ散歩に出かけてみることに。

歩いている途中にしばしば「ヨルダンへようこそ!!」と声をかけられる。ヨルダンの人々はすごい気持ちのよい声かけをしてくれる。
道に迷っていた際にも道端に座っていたおじいちゃんが「どうしなすった?」と世話してくれた。インド・エジプトほどガツガツ迫って来ずに適度な距離感で敬意を示してくれるのがありがたい。
上り坂を上ること20分でアンマン城到着。
しかし・・・・ここも一応有名な遺跡なのだが最近の大物遺跡連続にさすがのアサも「・・・まぁ別に入らんでええか」と外から見るだけに。
夜は3日前にシリアを抜けてヨルダンにやってきた韓国人の男の子と話す。
「シリアは町を選べば特に危険は感じなかったけど、旅行者はほとんど見なかったからまだ危険なのだろう。」と彼は言っていた。
なんと勇敢な・・・僕らのような安全第一で未だに若葉マークの旅行者はなかなかリスクをおかせない。もう少し状態が落ち着いてくれたらいけるかもしれないけど。
現在ボランティアをしながら世界を周っている彼はイングランドで5ヶ月働いたあと、ここヨルダンでは炊き出しのボランティア。今後はアフリカでも仕事を探す予定らしい。
ボランティアをしながらの旅は地域密着型で楽しそうだな。
僕もしたいが、これ以上旅が長くなっても困るので、ポイントを絞ってにしよう。
明日は死海に行くつもりだったのだが、「複数人数が集まった時にタクシーをシェアして行ったほうが良い」と聞き、明日は諦めて休養日にすることに。

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