2011年8月18日木曜日

断食生活14日目→断食中間反省→ダハブ


8月14日

本日は16時半のダハブ行き夜行バスまで部屋で過ごす。

12時チェックアウトのところ追加で15E(200円)ほど支払い16時まで滞在する。

時間までは「水曜どうでしょう」なんかを見る。

さて、断食生活も半分に差し掛かったのでここらで中間反省。

当初に立てた目標設定とそれに対する評価

☆日の出(3時半)から日の入り(18時~18時45分)の間は食べ物も飲み物も一切口にしない。

→なんとか14日間無事に続いている。

☆断食中、暇だろうからアラビア語を勉強する。

→ほぼ、勉強せず。未だに数字・挨拶・~へ行きたい。のみの会話。完全に駄目。

☆断食中、暇だろうから体を鍛えなおしておこう。

→ほぼ、運動せず。

☆断食中も、今までの旅行どおりの行程で旅を続け、空腹や喉の渇きが原因でイライラしない。

→イライラしまくっている。いや厳密に言えば抑えているけど、何か爆発するきっかけがあるとすぐに燃え上がってしまう。(アサに対しての八つ当たりなど)また自分自身に余裕が無くなり観光中にしっかりと楽しめないことがある。

中間反省結論・・・ただ断食が続いているだけで、その他の部分は全く何も出来ていない。だから評価点30点。というところか・・・未だに「断食をしていることの良さ」「自分の中の価値観の変化」みたいなものは見えてこない。

唯一の収穫は、自分が思っていた以上に駄目な人間である。ということを再確認できたことぐらい。

安西監督が言っていた。「下手くそが上達するにはまず自分が下手な事を理解すること」

駄目な部分はいっぱい見つかったので、後半戦でこれらの課題を少しでも改善していこう。

それがこの期間だまって我慢してくれているアサへのせめてもの罪滅ぼしだろう。

午後16時半に予定通り出発。

バスの中でふと、自分達の旅も折り返し地点を過ぎているんだなと思った。

どういう形で日本に帰るのかはまだわからないけど、帰った時にこの旅が意味のあるものになっていたらと思う。(もし世の中に本当の意味というものがあればの話だが)

午前3時にバスが停車し最後の食事休憩。

目の前にはライトアップされたモスクがどっしりとそびえ立ち、道端では人々が今日一日を乗り切るための栄養摂取を無言でしている。

なぜかそれらの混じりあった光景がとても美しく感じた。

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