2011年7月22日金曜日

砂漠→砂漠の村→サンドスキー→酔っ払い



7月19日

砂漠の中で6時過ぎに起床。砂漠の土の中は保温効果があるようで温かかったのだが砂埃にやられたのか喉が痛い・・・若干風邪をひいてしまったらしい。

6時半ごろラクダ引きのちびっ子少年が「そろそろ日の出だよ」と教えてくれたので皆を起こし日の出を見る。

砂漠での日のでは砂の影響なのか、反射の影響なのかはわからないのだが真っ白な満月のような太陽であった。これはこれできれいだ。

朝日の後は、ティータイム。先日に引き続きミントティー。今日のものは茶葉が渋く入っており、それが氷砂糖の甘さと絶妙なハーモニーで美味い。

ほっこりくつろごうとした直後に無常にも出発の合図・・・・・もう少し余韻とかさ・・・しかし少年相手に駄々をこねるわけにもいかないので従う。

帰りのラクダは昨日と同じような道のり。知っている道のりだからかあっという間に村に到着。

駱駝に長時間乗る場合、揺れによりお尻が痛くなってしまうので横乗りになったりお尻の位置を変えたりして対応すると良いことを学習。

今回は片道2時間弱のためお尻が割れる前に村にたどり着くことができた。

宿に帰ると新しいお客さんが5人来ていた。JICAの女の子3人と夫婦。

宿でモロッコ風オムレツを食べる。本日の朝食は卵焼きタジン鍋に入っているためか蓋を開けた瞬間ブワァフと膨らんで登場。インパクトがあり素敵なのだが、すぐに縮んでいってしまうのが残念。まぁ桜の花びらのようなはかなさが良い。そして美味いのも良い。

食後、スイカを食べ、ビールを1本ずつ飲む。イスラムの国で飲むのはなんだか悪い事をしている中学生の気分である。しかし、この辺りのイスラムの人々はちょいちょい酒を飲んでいるとの事らしい。(もちろん厳格な人は規律を守っております。)

久々に日本の夏のような感じを味わった後はシエスタ。巡礼以来癖になってしまっています。

夕方まではケムケムでヨーグルトとターキーサンドを食べながらのんびり過ごす。夕方から6人でサンドボードとサンドスキーを実施しに行く。砂漠を熱い中歩くのは辛いがせっかくなので最後までやりぬく。

スキー、ボードともに滑り悪いが、まぁ良し。「やらずに後悔するよりやって後悔した方が良い」これは個人的な行動規範です。

その後ふたたびケムケムへ。この村に着いて以来1日に3回ほどお世話になっています。夜は宿でカレーを食べのんびりみんなで話しているとこの宿の実質的オーナーのモロッコ人がグデングデンに酔っ払いからんでくる・・・・・。

彼は3日前にも屋上で寝ていた僕らに、「夫婦でない男女はもっと離れて寝なさい!!」と絡んできた経緯がある。その際、僕らの間には3mほどの距離があったのでなんでだろう???イスラム社会は厳格なのかな???と思いながら「パスポートコピーが受付にあるよ」といっても「ここは俺の宿だ!!俺のチェックが無いとだれも泊まらせない!!」と大声でワァワァー騒ぎ立てる・・・。他のお客さんも寝てるから迷惑だよと言っても「俺の宿なんだから俺が騒いでも問題ない」と完全にジャイアン化・・・結局、パスポートコピーを見せて納得させ就寝したのだが、本日2度目・・・またみんなに「パスポートを見せろ~!!」と絡み始める・・・イスラム社会では女性の立場が低いからか日本人女性オーナーさんは助けてくれない・・・結局、たまたま通りかかったモロッコ人の男性が仲介してくれて落ち着いたのだが、こうも酒癖が悪いと周りも大変だろうな。自分も気をつけよう。

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