4月26日(火) 巡礼4日目 18km
朝食を頂戴する。フランスパンと数種類のジャムとカルフールのヨーグルトにコーヒー、とめちゃうまバター。
そして、ジットの1階にいる牛さん達から頂いた絞りたての牛乳。
マダム達がホットミルクにしてくれました。贅沢。
朝の残りのバゲット1本半と昨夜の残りの贅沢チーズ達を皆さんが、うちらのお昼ご飯にしていいよといってくれたのでありがたく頂きました。
本当に美味しいチーズ。買ったらいくらするのか・・・・
8時10分に宿をでる。牛の世話をしていたオーナーに挨拶。いつもつなぎを着ていてほっぺが赤くて笑顔がかわいいぽっちゃりのオーナー。
南仏の田舎おじさんといった感じでした。本当に優しい方でした。
宿が素敵だった日は気持ちいい朝がさらに気持ちいい朝になる。
ひんやりした空気の中、足取りも軽い。
今日の目的地Aumont Aubrac。
比較的、平坦な道が続き距離も短いので少し気が楽だった。ただ前日の予定外の30km歩いたのがいつ脚にでるか心配だったから、午前中に行ける所までは頑張ることに。
タンポポが広がる高原を歩く。桜の木がたくさんあるけど、惜しいことにもう半分は散ってしまって緑がでている。あと5日ほど早かったら桜満開の中、歩けたんだろうな。
休憩時にはみんなにもらったパンとチーズを食べながら、みんなの親切に触れ「クリスチャンになろうか」なんて話もでる。もちろん本気ではない。無宗教のうちらが宗教を持つという事はけっこう勇気のいる事。だけど、そんな言葉がでるくらいみんなの親切を受けている。「ありがたいね」という言葉を何回、巡礼にでてから言っただろう。
今日は巡礼中に出会った人達について話しながら歩いた。
スピードや宿泊地がだいたい同じだから顔見知りの人が増えてくる。
英語を話してくれる人もいるけどフランス語しか話せない人も多い。だけど「ボンジュール」だけでもなんとかコミュニケーションはとれる。そして、少しづつだけどうちらのフランス語も増えてくる。
今日の目的地についた。相変わらず私は足が痛い。だけど頑張れば次の町くらいならいけそうだったから、インフォメーションセンターでジットの空き状況を聞いてもらった。
そしたら、満室・・・・。少しでも距離を稼いでいたかったのに。残念だけど、今夜は早めに予定通りこの町で休憩することにした。
14時半に宿に入ってすぐにシャワーを浴び洗濯すると睡魔が襲ってきた。やはり昨日の30kmの疲れがでたのだろう。脚もジンジンしている。サトも疲れていたので休養日にちょうど良かった。
夕方にもう一度インフォメーションセンターにいって明日の宿泊分のジットを探してもらう。すごく親切で電話で問い合わせたりネットで調べてくれた。無事にジットの予約もできて一安心。
夜は宿のキッチンを使わせてもらって簡単にスパゲティを作って食べた。
この地域はチーズフォンデュが有名みたい。泊まった宿もそれを売りにして夕飯を出している。安かったら是非とも食べてみたかったけど、宿朝夕食で38ユーロ。ちょっと出せない金額だ。素泊まりで15ユーロ。それでもうちらにとっては高めなのに。
宿の宿泊客はみんなご飯付き。昨日みたいにアットホームな宿ではなかったので残念だった。
ジットといえどもそれを商売にしているジットもある。いろんなジットがあるんだなと思った。
hoso
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