11月2日
7時半起床。
意識がなくなるほどぐっすりと寝たので、昨日より若干風邪がマシになった。
チェックアウトするまできれいな部屋でゴロゴロする。
10時半に部屋を出てホテル変え、(本日の宿は50Bと昨日までの7分の1以下の値段)
美味しい魚が食べれると言うレストランがある地区へ行く。
そこまでミニバスで2・5B。
アルバミンチは様々な民族の村へ行くための起点となる町のため、ガイド希望者が非常に多く頻繁に声をかけられるが、断ればわりとあっさり引き下がってくれるのは助かる。
魚レストランの魚は、淡水魚にもかかわらず臭みも無く、身もフワフワで大蒜トマトソースと非常にマッチしている。
値段は・・・・70B(350円)
いや、それは別に良いのだが問題なのはファレンジ(外国人)プライスであることだ。
ちょっと高いな・・・と、思い地元メニューを見ると50B・・・
会計の際に、「アムハラ語に50Bって書いてあるけど?」と聞くと、小太りオーナーが「その値段は君達外国人には適応されない!!」としれっと言う。
「70B払うのはいいんだけど、なんで外国人だと値段が違うのか教えてくれないかな?」
と、尋ねると「君達はとてもお金持ちだし、お金が無くなったら国に帰ればいいんだろ?」
と、さも当たり前のように言う。
「外国人でも金持ちもいればそうでない人もいる。お金がある人だって、一生懸命働いたからお金を稼げてるんじゃないの?」と尋ねると。
「おれの知ったこっちゃねぇ。外国人だから外国人料金なんだ!!」
とのこと。
一応彼らなりの信念では正しいと思っている外国人料金だが、「あるやつからは多くとってやれ!!」という考え方は個人的にはやはり好きになれない。
さて、その後、2つの湖を見下ろせると言う景色の良いホテルの中にあるレストランでカフェをすることに。
ここは政府系のホテルのためか、お役所仕事で営業活動に熱心ではないようだ・・・だからガラガラ・・・僕ら的には静かで良いんだけど。
湖の見下ろせるテラスへ行く途中・・・!!バブーン(ヒヒ)発見。
しかも、彼はあぐら座りでこちらに正面を向けているため股間おっぴろげ。
傍らには奥さんと息子もいるというのに。
絶景とバブーンとを見ることができるとはなかなかよい場所である。
ホテル代も235Bと昨日泊まった宿より全然安い。こっちの方がゆるい感じで好みだったな。
鳥も豊富なようで、アワサでも見た全長1mを越す大型の気持ち悪い鳥、ハゲコウが気持ち良さそうにかつ、気持ち悪くとんでいた。
充実したのんびり時間を満喫した後、帰ろうと思うと、グアテマラの古着市で300円で購入した僕のサンダル(Drマーティン)のソールが剥がれかけ、カパカパなってしまった・・・
仕方ないので、完全に剥がれないように慎重に歩いて帰ろうと思ったら、それを見た門番のおっちゃんが「ワシが直しちゃろう!!ちと待っとれ!!」と、彼の小屋に何かを取りに行ってくれた。
接着剤でも持ってきてくれるのかと思ったら、おっちゃんが手にしているのは業務用の針と糸・・・・
何をするのか不安かつ好奇心旺盛に眺めていると、おっちゃんは手にした針を「オリャー!!」とDrマーティンのゴッツイソールに突き刺した。
そして、まるで服の破れた部分を直すかのようにチチチと縫っていく。
革のサンダルを手縫いで縫って直していくとは・・・おそるべきおっちゃん。
靴も直ったし、珍しい様子も見れたので、「おっちゃん、修理代いくら払えばいい?」と聞くとおっちゃんは少し悩んだ後「・・・50B」と良いのかな・・・ちょっとふっかけちゃっていいのかな・・・みたいなドキドキした表情で言ってきた。
町で直したらおそらく30Bぐらいなのだろうが、僕もここで直って助かったし、100Bとか思いっきり吹っかけてきたわけではないので、「ありがとう」と払う。
両足ともきちんと修復してくれたため履き心地も良好。
歩いて帰る途中、田舎っぺ6人ぐらいに話しかけられる。
やはり田舎の子供は都会っ子ほどすれておらず可愛らしい。
道端のバナナ売りにそのバナナいくら?
と尋ねると「2ブ・・・」と言いかけると同時に2本たてた指をジワリジワリと4本に移行しようとしている(笑)
ちょっと微笑ましいが「はいはい、2Bね!!」
と言うと、恥ずかしそうに「・・・う・・・うん、2B」と言ってきた。
こうゆう微笑ましい様子を見るのは面白い。彼がいつまでも嘘をつくのが苦手なままでいてくれたらと思う。
銀行でUSドル100ドル分を両替し、カフェでミックスジュースを飲む。
その後マーケットにアボガドを買いに行くが質の良いものが全然ない・・・良いものはやはり首都に行ってしまうのだろうか。
その後、宿で休憩。
晩ご飯は宿の近くのピザ&ハンバーガー屋へ。
ここの客層はほぼ女性。
おそらく日本と同じでちょっとお洒落だけど高いレストランには好奇心旺盛の女性がまず集まるようだ。
エチオピア男子にとってはインジェラが無いと腹持ちが悪い!!と日本の定食屋系男子と同じ発想なのだろう。
ここではベジタブルピザとエッグバーガーを注文。
しかし、この店では予定外だった出来事が2点。
1点目、ジャンクフードの店は出てくる早さが命!!と、思って入ったのにオーダーから僕たちの口の中に辿りつくまでにかかった時間が1時間・・・・注文されてから野菜を切り始めるという、のんびりペース。
これだけ時間がかかったのだから・・・と味を期待したいところだが、時間と美味しさが比例しないのが料理の辛いところ・・・味はまぁまぁ。
そして予定外2点目・・・・物凄くでかい!!
ピザ30B(150円)が日本のLLサイズ、そしてハンバーガーはマクドナルドの3個分!!
とんでもない量であった。
南部遠征ではひもじい思いをするだろうから・・・と、アディスで食い溜めしてきたのに、さらに毎日食べ過ぎている。
食後、宿に戻って食べすぎでダウン。
アサはマラリア薬服用。風邪を引いている僕は一日延期。
22時就寝。
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