イタリアも田舎が良い→語学さぼり中→食べ物だけでもイタリアらしく→コモ湖

7月5日

本日の走行距離84km　計1419km

6時起床。

昨日カラマーゾフの兄弟を読み終えてしまったので、今朝はアサが起きるまで暇つぶしにロンリープラネット（中央アジア）を読む。

 この本はラトビアの宿で交換してもらったものなのだが暇つぶしに良い。

読んでみると、中央アジアは6月から9月ぐらいが良いようだ。

しかし・・・このペースではその時期に中央アジア入りは難しい・・・やはりそこまでは無理なのかな・・・なんとか冬場でも走れる場所はないものかな。

朝ごはんはコーヒーとグリッシーニ。少しイタリアっぽい。

本日7時半出発。

とりあえずマジョレ湖を北上しようと思っていたのだがあっという間に道を間違える・・・戻るのも面倒なので予定変更してコモ湖の方へ向かうことに。

国道沿いを走っていたのだが、途中脇道にそれると、若干上り下りのある田舎道になる。

足への負担はやや大きいが、車が少なく走りやすい。

道に迷ってもおばちゃんに聞いてみると早口のイタリア語で親切に教えてくれる。

イタリア語はスペイン語と似ているのでなんとなくわかるのがありがたい。

しかし、最近全く語学を学ぼうという気がない・・・自転車で手一杯なのか？と思ったがそうではなく、手持ちの英語やスペイン語を駆使したほうが下手なドイツ語イタリア語で話しかけるよりスムーズに会話が進行することがわかったためである。（もちろん挨拶、お礼ぐらいは現地語に切り替えているが）

トルコぐらいからまた勉強しないといけないのかな？

上り坂もスイスでの峠越えのおかげであまり苦痛に感じることなく上ることができるようになってきた。ありがとうスイス。

そして14時頃にComoに到着。

スーパーで買出し後、湖を眺めながら昼ごはん。

玉ねぎの乗ったフォッカッチャとチャバタにゴルゴンゾーラとハムを載せたもの。都会の観光地へはあまり行けないので食べ物でちょっとイタリアっぽくしてみた。

イタリアでも有名な湖のようで結婚式を控えたカップルがウェディングドレスを着て写真撮影を行なっていた。

14時に再び走り始める。

湖沿いの比較的起伏の少ない道なので足は楽なのだが、7月のイタリアは暑い・・・途中一緒に走ったイタリア人のおじさんも「朝早く出発して走り出して、この時間は木陰でゆっくりしたほうがいいぞ」と助言してくれた。

朝は早く起きているのだが、朝ごはんをのんびりと食べているからいけないのだろうか。

15時半にキャンプ場を発見したので値段を確認すると２０Eとのこと。昨日までより安くなっているし、WIFIもあるとのことなので宿泊を決定する。

テントを張り、買出しした後、しばしネットで日記の更新。

自転車旅になると今までより心配されることが少し増えたので”無事に生きてます”の報告も兼ねて。

晩御飯はジュノベーゼを生パスタに合わせて食べる。

そして食後にキャンプ場のカフェでエスプレッソとチョコラテを飲み、イタリア北部の名所ドロミテについて調べてみたのだが、どこら辺がドロミテなのか範囲が広すぎてよくわからない・・・とりあえずその方面を目指して走っていれば見所が自ずとわかってくるのだろうか。

せっかくのネット環境だが、早寝の習慣がついているため23時に就寝。