7月8日
本日の走行距離71km 計1612km
6時過ぎ起床。
安物のマーマレードデニッシュとグリッシーニで朝食。
イタリアに入って以来キャンプ場のお湯が温くなりコーヒーが美味しく飲めないのが難点だ。わざわざ火を起こすのも面倒だしどうしたものか。
8時出発。
出だしはひたすら下る。
今日は中盤以降ずっと上りが続くことを知っているだけに「あまり下らないで欲しい・・・」と感じながらの下り坂。
僕らはまだ「急勾配の下りが楽しい!!」という心境はそこまでなく、どうせ下るなら緩やかに長く続いて欲しいと思っている。
標高が一気に1000mほど下がり、気温はぐっと上昇する。
Ponte di Legno付近に到着。そしてここから上り坂・・・時刻は10時45分
出だしから傾斜はそこまで厳しくなくゆっくりであれば問題なくすすめるようになってきた。(最近気がついたが太ももが太くなってきている気がする)
アサは本日も疲れが抜けず・・・ので多少手伝いながらゆっくりと上っていく。
よくチャリダーの人が「上り坂は大変だけど景色が良いから許せる」と言っていたが確かに景色が良い。
僕もようやく斜度10%程度の上り坂であれば特に問題なく走れるようになってきた。(20%とかは未だに好ましくない)
休憩を時々入れ、チョコチップクッキーを頬張りながら上り続け12時ぐらいに昼ごはん。朝ごはんと同様グリッシーニとデニッシュで終了。
そしてさらに上り続け14時前にTonale峠の頂上1883m地点に到着。
峠のカフェで山を見ながらカプチーノとエスプレッソを飲む。今のところイタリアだから時別に美味しい!!というほどのコーヒーには出会ってないが普通に美味しい。
ちなみに今までの国のコーヒーが美味しかった国ランキングは
1エチオピア
2グアテマラ
3コスタリカ
である。
コーヒー休憩の後はひたすら下る。
時速40km前後で一気に外界へ。下りれば下りるほど気温が上がってくる・・・・もう夏に入ってきているので今後どこまで暑くなるかが心配である。とりあえず当面は山の中に入り込む予定なので大丈夫だろう。
15時にDimaroの町に到着。
キャンプ場を訪れると、4ツ星・・・高そうだ・・・
しかしこの次のキャンプ場までは60kmほどあるし、アサの疲れも早めにとってあげたいので意を決して値段を聞くと、25Eとのこと。
おぉ・・・思ったほどは高くない。いや、高いんだけど、イタリアに来てからキャンプ場の値段が跳ね上がっているのでこのぐらいで済んだのであれば許容範囲だと思ってしまう。
敷地に入るとさすが4ツ星だけありクオリティが高い。プール付き。広々としたスペース。
これはくつろげそうだと、テントを張った後、プールに出かける。しかし多くの家族が子供たちと一緒に楽しんでいる場所だったので、あまりガシガシとは泳げずたしなむ程度で終了。
プールサイドには4歳ぐらいの男の子をアフリカから養子に迎え入れたと思われる家族がおり、エチオピアのマザーハウスでボランティアしていた時に
関わっていた子供たちを思い出した。
みなヨーロッパに引き取られる予定だったのだが、新しい家族から多くの愛情を受けて元気に過ごしているのだろうか。
今回の家族は10歳ぐらいの実の息子もいるようで、愛情の分配というかバランスが難しいだろうな、と感じた。どちらの子供も愛情をしっかりと受けて育ってくれたらと思う。
泳いだあとシャワールームに行くと、子供用(家族用)の浴室に湯船があったため少しだけ失敬して使わせていただく。やはり体の疲れを取るには湯船が一番である。
そして洗濯を行い、おやつタイム。
昨日、「最近あまりにもお菓子を食べ過ぎではないか?」という議題の下(日本で一般成人が食べる10倍ほど食べている)、家族会議で甘いお菓子を少し控えようという話になったので、今日はパンにリコッタチーズをのせたものをおやつとして食べる。が結局そこにアプリコットジャムとマロンジャムを投入。
改革とはそう速やかにできるものではないようだ。
そして穏やかな気候のなかゴロゴロと過ごす。
地図を見ながら少し予定を考えたところ。
今後、ドロミテ(きれいな渓谷や山々があるようだ)→オーストリア(スイーツが美味しいようだ)→スロベニア(綺麗な渓谷や山々)→クロアチア(ドブロニクという海沿いの街)という感じでどんなものだろうか?という感じで一応決まる。が・・・シェンゲンの3ヶ月終了まで残り30日を切った今、のんびり観光していて大丈夫なのだろうか???まぁ、なんとかなるだろう。
晩御飯は昨日とほぼ同様トマトベースのバジリコパスタ。
食後にお湯を沸かし温かいコーヒーを注ぐと非常に美味し!!ついついチョコチップクッキーに手が伸び、止まらなくなる。
22時就寝。
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