5月17日
9時起床。
11時に家を出て本日約束していたカマタさんの家へ徒歩で向かう 。
しかし、間に合わないと行けないので途中から電車に乗り、 無事最寄駅に到着するも、事前に送っていただき、 登録していたカマタの家への生き方を不慣れなIPOD 操作中にアサが紛失する・・・・そして迷う
記憶を頼りに慌てて探し回るも15分の遅刻・・・・申し訳ない。
立派な家の前で奥さんと少し話をさせていただいたあと、 フランクフルト2度目の自転車ポダリング出発。
奥さんが、「フランクフルトは郊外に出ると本当に綺麗よ」 と言われていたとおり、走り始めてすぐ菜の花畑、 そして草を喰む馬や牛、小麦畑が視界に広がる。
晴天の中、 それらの景色を楽しみながら自転車に乗るのは実に気持ち良い。
金融の街を少し離れただけでこれだけの自然が溢れているのは羨ま しい。大阪であれば、 自転車でのんびり走ることができる場所まで移動するだけで一苦労 だが、フランクフルトではあっという間。
ここに住んで休日に自転車に乗って走りまわる生活は楽しいのだろ うな。
10kmほど気持ちよく走ったあと、 ゼッペリン号が離発着したレストランで。ハンバーグとカツレツ、 そして地ビールを頂きながら、麗らかな日差しを楽しむ。
旅行や、特別支援教育、面接をする際の大変さ、 大企業でもやはり働く人の中に能力差は当然あり、部下に持つと、 大変なこともある・・・、人(患者さん) から褒めていただける仕事はありがたい。など、 お互いの仕事の話等を肩肘張らずにのんびり話す。
この陽だまりの中で、昼ごはんを食べられるのは実に羨ましい。 と思ったのだが、冬季は全く気候が異なり、 冬場のヨーロッパは大変とのこと。
夏場、ドイツ人はみな争うように有給休暇を使用するそうだが、 日本人は、暗黙の了解もあり、 有給休暇をすべて消化することは出来ない様子。 やはり仕事は大変なようだ。
美味しいご飯とビールに満足したあと、帰りも気持ちよく走る。
石川先生から帰りがけに使っていない、上着と、 サイクリング用のシャツを寄贈していただき大感謝である。
シュタイナー教育の中心地(?) である土地をブラブラ歩きながら家に戻り、帰ってから、 インターネットで必要なグッズを調べる。
そして経路も何となくイタリアまで南下し、 そこからトルコを目指すことに決定する。
調べ物に疲れ、 下にコーヒーを飲みに行くとティムとエニーテのところにハンガリ ー人の友人マリアが訪れていた。
「君たちも一緒に飲もう!!」と誘われ、暖炉を囲み、 シャンパンを飲みながら僕らの旅の話や、 ティムたちの出会いについて話す。
その後、マリアのご主人、寿司が大好きなピーターもやって来て、 カモのパテ、チーズ、パン、 チキンサラダを食べながらハンガリーワインを飲む。
家族ぐるみで20年以上の付き合いをしており、 皆アウトドア好きのため、一緒にキャンプをし、 夜は酒を飲みながら持参した楽譜を持って歌ったりするようだ。( さすが皆音楽家)
日本でも様々な地域に公演に行っているらしい。( 大阪はシンフォニーホール)
オペラ演奏奏者の中でも、気の合う人、合わない人はいるようで、 みな人間だから好き嫌いはあるとのこと。
ホストのティムがせっせと食べ物飲み物を準備して、 エニーテが話題を皆に降り盛り上げる。
・ シューベルトはもともと貧しい生まれで兄弟もほとんど小さいとこ ろの中で育ったがそれを乗り越えてあそこまで体制したことに価値 がある。
・ ムンクは親族を亡くし傷ついた心を受け入れたうえで書いているの で生命力あふれる。
など、(多少僕らが英語の解釈を間違えているかも)見識が深い。
さらに話し込みながら、ブランデーとスコッチを嗜む。海(潮の) の香りのするスコッチは初めて飲んだ「海の香り」 と事前に聞いていなければ変な味のスコッチだな・・・ と感じるだけにとどまっていたと思うが、 そのような説明を聞くと深い味の気もしてくる。
度数58% のスコッチはむせ返るような香りが口から入り鼻腔から出ていく。
会話は英語、ドイツ語、ハンガリー語。
0時まで皆で語らい、気持ちよく就寝。
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