相変わらず緑色の平原や畑に囲まれた綺麗な風景である。
途中、フラミンゴやキリンが普通にいて、その姿を普通に見ていたが、よく考えればちょっと驚いて感動してもいい光景だったのかもしれない。
午前9時にケープタウンに到着。
タクシーの客引きも僕らが断っても嫌な顔一つせずに「Thank you!!」と返してくれた。
いい雰囲気、いい人々である。
宿に行くには少し早すぎる気がしたのでマクドナルドで久々の朝マック。(エジプト以来8ヶ月ぶりだろうか)
久々に食べて、毎回小さな感動を与えてくれるこの安定感はやはり凄いな。
素敵な朝ごはん後、気分良くお目当ての宿キャット&ムースを目指し歩いていると、田舎者風のタクシードライバー2人組みが「チン、チャン、チョン!!」と声をかけてくる・・・
ここでもやはりそういった輩はいるのか・・・と思いつつも無視して素通りすると、その後も馬鹿にしたようにひたすら「チン、チャン、チョン!!」と繰り返してくる・・・
あまりにも度がすぎるので10mほど通り過ぎていたが、バックパックを背負いながらも彼らのところまで引き返し、説教する。
その後、「ちゃんとわかったか?」と頭をよしよししてあげようとすると殴られるのかと勘違いして飛び退く二人・・・
でかい図体をしながら(2人とも185cmほど)気弱なアフリカ人、それなら相手を馬鹿にするようなことをしなければいいのにと思うのだが、普段、アパルトヘイトは無くなったとはいえ実質白人の下のポジションとして位置づけられているためか、それより下のアジア人をからかうことで鬱積した気持ちを晴らしたいのだろう・・・
とりあえず「僕らは中国人ではないし、チン、チャン、チョンは仮に中国人相手でも意味不明だろう」と言うと、「挨拶みたいなものだろ・・・」と言い訳してきたので「それはアフリカのコメディアンが中国人を馬鹿にして笑いにしているものであって挨拶じゃないことはわかってるだろ」というと「じゃあ日本語で挨拶は何て言うんだ?」と聞いてくる。
「この時間はおはようと言う」と教えてあげると、二人揃ってきちんと「おはよう」と言ってきたので頭をよしよしとなでてあげ別れる。
日本の中学生と同じだが、抑圧される人々ほどさらに弱い立場のものを抑圧する傾向にあるようだ。
その後、ヨハネスで有名な安宿(安くないけど南アでは安い)キャット&ムースに到着し、とても感じの良い受付のお兄ちゃんに案内されてチェックイン。
非常に綺麗で雰囲気の良い宿のようだ。ここはドミトリーで一人120R(日本人価格は10%引きの108R)1200円ぐらいとなかなかの値段だが、ほかに選択肢もないし、アフリカの南の端の国までとりあえず無事にたどり着いた自分らへのご褒美としてしばし、ここでゆっくりすることに。
チェックイン後、シャワーと洗濯をして街歩き。
13時になっていたので昼ごはんを食べることに。
ケープタウン到着祝いとして、本日は回転寿司を食べることに。
日本以来の回転寿司(席数10ほど規模)に若干テンションが上がる。
ひと皿150円ほどの寿司を二人で計10皿。
シャリは若干硬かったけど、サーモンは新鮮で美味しかった。
満足の昼食後、おしゃれ地区まで散歩してみることに。
ここケープタウンは本当に綺麗な街である。
人々や店も洗練されており、日本並みというかそれ以上のクオリティな気がする。
久々にここでなら数年住んでもよさそうだと思える場所である。
港に行くとオットセイたちが優雅にひなたぼっこをしていた。
W杯の会場になったスタジアムを外から眺めた後、綺麗なショッピングセンターをブラブラ。
親日家のトルコ人女性店員としばし話した後、マクドナルドでソフトクリームを食べながら、テーブルマウンテンを鑑賞する。
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