
3月20日
6時半起床。久々の早起きで眠い・・・。
朝ごはんを4人で食べ、7時40分に出発。
バス停までノリオ君が見送りにやってきてくれた。
イリンガでも快く宿泊を承諾してくれたヨコヤマさんをはじめ本当に多くの人にお世話になったな。
予定通り8時20分にバスは出発し、ひたすら走る。休憩は途中の草原でトイレ休憩が一度だけ。
バスの中で漫画「火の鳥」のテーゼである”不死は本当に幸せなのか?”ということについてぼんやりと考える。
人間(僕も)心のどこかに「死にたくない!!」という死を恐れ、生に執着する願望があるのだが、仮に死ぬことができなくなったらそれはそれで苦しいことなんだろうな・・・と思う。
例えば、日々の生活においての睡眠だって、睡眠が必要なく、毎日24時間起き続けて遊んで、働いたら幸せなのかというと、やはりそうでもない気がする。
一定の区切りがあることは大切なのかな。
だからまあ、寿命は寿命として甘んじて受け入れることが必要なのかなとぼんやり考える。
あとは、異なる性格(感情的と論理的、楽天的と悲観的など)の人間が出会ったとき「羨望から生まれる劣等感」「嫉妬から生まれる攻撃」という宜しくない反応が出ることが多いが、もう少し前向きな反応を出すことができるようになるにはどうしたらよいのか、など。
”自分自身を含めた相互理解”が大切なのかな。など考えているうちにムベヤ到着。
「ムベヤの町は広くごちゃごちゃしている」と聞いていたが、第一印象は”山に囲まれた素敵な場所”であった。
バス停にヨーコちゃんが迎えに来ていてくれており、ダラダラに乗ってヨーコちゃんの家へ訪れると、家はなんと市場の中・・・・市場の賑やかさがすごかった。(ムベヤの第二印象はやはりごちゃごちゃしている)
しかしヨーコちゃんの家の中に入ると、広々としているのと、綺麗に使われているため別世界。日本の家にいるような落ち着きを感じる。
美味しいバナナチップスを食べさせてもらったあと、市場に買出しに行く。
徒歩1分で新鮮野菜を手に入れることができるのはとても便利だな。
さすが市場の中に住んでいるだけあって、知り合いが多く買い物をする間にものすごく声をかけられる。
かけられる声は友好的なものが多く、いい感じ。
ヨーコちゃんが財布を落とした時も通りがかりの若者が「失礼、あなたの友達が財布落としましたよ」と教えてくれる親切さ。
買出し後、しばしのんびり、ヨーコちゃんと僕らには偶然共通の知り合いがおり(8年前アジアを1年旅していた時の僕らの友達(ミウラ氏)がアフリカで働いていた時に当時大学生だったヨーコちゃんは出会っていたらしい)そんな話などをいろいろ。
今、この家(というかこの地域)では水が完全ストップしており、困っていると言っていたので、「僕らが訪れた際に水が出た家があるから今日出るかもね」と言っていたら本当に出た。
大量にではないが、本日の生活に必要な水分は確保できた。
加工食品の中でタンザニア人にも売れるものを考えたのだが、タンザニア人というかアフリカ人の大多数は食に関して非常に保守的なので、新たな食べ物を開拓するのがなかなか難しい。
本日の晩ご飯は、皆の希望で自炊でヘルシーなものにすることに。
・わかめスープ
・お好み焼き
・ちらし寿司。
わかめスープを一口に食べると旨みが口の中に広がり実にうまい、やはり日本の味は素晴らしい。お好み焼きもキャベツをふんだんに投入したためフワフワした食感でなかなかいけた。
ちらし寿司もアボガドがアクセントとなり美味。
見た目も味も非常に美味しいし体にも優しい。
0時まで話して就寝。
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