2月9日
6時起床。
風邪で静養中のアサを部屋に残し1人で10kmほど走る。
パジェと比べ、目の前の砂浜がしっかり整備されていないため大通りを走る事にしたのだが、早朝だと車の通りも少なく快適。
体力は走り始めた頃と比べれば少し戻ってきた気がするが、昔と比べれば哀しいぐらいお粗末な状態だ・・・体力云々より、気力の方が萎えまくっており、走り始めて5分もすると「もう、歩こうかな・・・」などと思い始めてしまう。
これは年齢のためなのか、旅行ボケのためなのか、はたまた両方が複合しての事なのか・・・。
帰ってからの朝ご飯では久しぶりに半熟の目玉焼きを食べる事が出来た。
午前中は読書をして過ごし、風邪気味+引きこもり症でパソコンに釘付けのアサを放置して昼前に1人でウニを取りに海へ出かける。
ここマライカGH付近には食べる事の出来るウニが多数生息しているとの情報が入っていたため、情報を元に、潮が引いた頃を見計らい砂浜から100mほど入り込んだ場所にあるウニの住処を捜す。
今回狙うのは、一般的なウニのイメージである黒色ではなく、少し白色のトゲのもの。どうやら白いものが日本のウニの味に似ているとのこと。
海草を養殖している地帯をさらに抜け、沖へ歩いていくのだが、目に付くのは黒いウニばかり・・・
今は時期じゃないのかも・・・・との懸念も出てきた時に、非常に違和感の感じる藻を発見。
足で藻を動かすと下から白ウニが現れた。
一つ見つかればあとは、同じ要領で不審な藻を探すのみ。
「こんな所に藻があるのはおかしい・・・」と思う場所には大概白ウニがいることが判明し、乱獲する。
いくらでも取れそうだったが、次にとる人の事も考えてビニール袋に入る分だけで終了する。
宿に持ち帰り大量のウニを従業員のボンゴと一緒に剥く。
しかし・・・大き目のウニの中には食べる部分が入っているが、小さいものの中にはほとんど入っていないことも・・・・申し訳ないことをしたな。
ようやく部屋から出てきたアサとウニを食べてみる。
味は・・・うむ、チリで食べたウニよりずっと美味しい。もちろん日本のものと比べると全然ランクは下だが、食べて美味しいと思えるレベルではある。
ローカルの店のポテトフライと共に食べ、食後は読書。
夕方「甘いものが食べたい」というアサのために買出しがてらPAJEの町へ、リュックを背負って走っていく。しかしリュックを背負うと走りにくい・・・。
往復8kmほど。
パンとお菓子を購入し宿に戻る。
帰って少しだけ海でワカメと戯れた後、シャワーを浴びて晩ご飯。
今日は魚の煮付け風。
食べながらナオヤ君、とヤスオくんと話す。2人ともいろいろな場所を旅しており、話しているとさらに行きたい場所が増える。だけど、みな旅が1年半を越え、そろそろ帰りを意識した旅になっているようだ。
僕らの旅はどうやって終わるのだろうか。
0時30分就寝。
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