8月3日
11時起床・・・・クズと呼んでください・・・。
本日は昨日入れなかったツタンカーメンの黄金のマスクが置いてあることで有名な博物館に再び出向くことに。
それにしても暑い・・・湿気は無いけど日ざしが痛い・・・。
博物館まで徒歩20分ほどなのだが、すでに本日の水分の貯蓄をあらかた吐き出してしまった気がする。
さて、博物館内はカメラ写真禁止なので、入り口にてカメラを預け入場料60E、学生30Eを支払い、いざ入館。
何はともあれエネルギー切れする前にツタンカーメンさんに謁見しなければ、と2階にあるツタンカーメン黄金のマスク展示場へ。
着いてみると・・・・ガランガラン・・・閑古鳥が鳴いています・・・。「常に黒山の人だかり」と聞いていたのに一人もいない。
どうやら本日はカイロで元大統領ムバラク氏の裁判があるため、観光客はカイロにあまり寄り付かず、エジプト人は「もともとそんなお面にゃ興味ね~でがす!!」といった感じのようだ。」
まぁゆっくり見れて良い。
黄金のマスク・・・この神秘的な表情・・・手の込んだ作り・・・何とすばらしい保存状態!!・・・・・と、感動してみようといろいろな角度から眺めてみたのだが・・・「わからん!!」
どうも芸術的なセンスが無い僕には「美術の教科書に載ってた有名なものを見ることが出来た!!」というスタンプラリー的ありがたみ以外には何も見えてこない・・・・。いや、正しくは、「館内にある展示物の中でこれだけが突出して有名になるほどの違い(他の作品との)というものが見えてこない」と言ったほうが正しいのであろう。
おそらくFCバルセロナの試合を見て「なんでメッシメッシ!!って言うの~???他の人も上手いじゃん!!」って言っている女子高生と同じ感覚なのであろう。凄い事はわかるが、飛びぬけて凄い部分を見抜く眼力が欠如しているのであろう。
まぁ、無いものはしょうがないし、今のところそれで困っているわけではないので良い。
いや・・・若干困っている。
と、いうのもアサはもともと芸術の方に興味がある人間なので、博物館や美術館に来ると「ほほぉ~う!!これが、あれね!!」などと何やらわかったようなことをブツブツ言いながら見ている。
なので博物館見学が僕の希望滞在時間の5倍ぐらいになってしまう事が多々あるのだ・・・。
こんな時、僕も「ほぅほぅ・・・これがですか・・」などと作品に興味がもてたらよいのになと思う。
退屈後の博物館見学は、満腹後のステーキのごとし・・・。
「価値観の違う2人が一緒に博物館へ行くとそこに悲劇が生まれる」これが旅中に学んだ美術館(博物館)見学論。
博物館見学後、再び暑い中を宿まで歩いて帰る。本日はいつも以上に水分を消費したためか頭が全く働きません。なんだか全身こんにゃくの「こんにゃく男」になってしまったかのよう・・・・
アサはそんな事を気にするでもなく「このお菓子屋入ってみよ~!!」などと優雅にショッピング。わたくしこんにゃく男は本日いささか疲れました・・・・。
15時前に宿に戻りのんびりと休憩する。
クーラーの部屋で15分ほど横になると回復するのだが、この体力・気力の低下は深刻である・・・。そろそろ環境を変えてみようかな。
16時に本日もアサが料理当番に狩り出されていきました。
今日のメニューはすし太郎。以前誰かがこの宿に持って来てくれたらしい。ありがたいことです。すし太郎はやはり期待を裏切らない味。これならさぶちゃんも太鼓判でしょう。
夜は今後の予定を考えつつダラダラ。
2時にすし太郎の残りを食べ就寝。
・・・・しかし4時ごろ、蚊の襲撃に遭い目覚める。午前5時ごろ一人でぼんやりしている間に閃いた。今後のルート。ルクソールとアスワン(エジプト南部)→ダハブ・シナイ山(エジプト北東部)→ヨルダン→イスラエル→ヨルダン→エチオピア→そして南下。
さて予定通りいくのであろうか???
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