2011年6月16日木曜日

フランス→スペイン巡礼徒歩旅行52日目


6月13日(月)巡礼52日目 25km
6時15分起床。
朝ごはんを食べた後7時15分出発。
本日もここ数日に然りの特に何も無い道。とりあえず7kmあるききる。今日歩きながらぼんやりと考えたのは「ラテン語だけのバイリンガルは評価しない(ずるだ!!)。」ということ。ここ数日イタリア人と会話したところ、たぶんスペイン語とイタリア語は関西弁と関東弁ぐらいの違いしか無いのでは???という疑惑が出てきた。全くスペイン語を勉強したことが無いイタリア人の女の子がスペイン人のおっちゃんと会話のやりとりができていたし、僕らも簡単な単語をゆっくり話し合えばイタリア人と会話することが出来る。
もしかしたらフランス語でさえなまりが関西弁と非常にキツイ青森弁くらいしか違いが無いのかもしれないと思ってきた。スペイン(関西)イタリア(関東)フランス(ズーズー弁)だからバイリンガルやトワイリンガルを名乗るには少なくとも別の大陸の言葉を一つはいれるなどしないと不公平だと。まぁそんなどうでもいいことを考えながら歩く。
今日はアサが非常にお疲れのよう。明日は食べ物が美味しく大都会のレオンの街に行く予定なので、今日はあまり疲れを残さないようにと久々にアサを温存させるべく荷物を2つ持って歩くことに。
荷持つ2個運んだり、足にマメができたりで、しんどいといえばしんどいが、僕のようなゴリラはこれ位でちょうど他の巡礼者と同じくらいの大変さなのかなとも思う。
痛みや、大変さという主観的なものは他の人がどのくらい感じているのか知るすべは無いのでわからないけど、巡礼の道1500km荷持つ2個運んで歩こうと思えば歩ける気もする(もちろんものすご~く大変だが)、巡礼中には足を引きずりながら歩いている人も良く見るのでこのぐらいしないと他の人と同じような達成感は味わえないのだろう。
14kmほどアサの荷物を背負って歩き、これでようやく20km。
途中休憩でアサはレモンジュース、僕は昼間っからワインです。目玉焼きと生ハムが乗ったバゲットを昼食に食べる。
後半戦6kmは回復したアサが荷物を持ち歩く。よたよたしつつも無事14時到着。
洗濯してのんびり。
今日はのんびり昼寝をしてから、疲れているというアサのためにニンニクを多めに入れたクラムチャウダー風のリゾットを作りダニエル達と食べる、昨日の宿も一緒だったスペイン人とドイツ人のおじさんたちからマメとチョリソーの煮込みをもらい(スペイン名物らしい)、宿のオーナーさんが無料で皆の足の処置をしてくれていたので僕もマメを潰してもらう。重症の人の足は見るだけでものすごく痛そう。僕の足もかなりこき使われているけど、まだ彼らの足として生まれてくるよりマシだったのではないかと思う。その後一人で町をブラブラと散歩し(アサは就寝)米を炊きすぎていたので朝ご飯用にカレー味の炒飯を作り、ワインを1本のみ、久々にネットをして就寝。11時。
hoso

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