2010年12月10日金曜日

ナスカでナショナリティについて考える

日系3世のブラジル人の男の子2人と合わせて4人のツアー参加。

彼らは日本語は全く話せないものの流暢なスペイン語を話します。どうやらスペイン語とポルトガル語は似ているようです。次はポルトガル語か!!

彼らはブラジル人なのにもかかわらず、顔立ちはアジア人そのもの、だから旅行をしている間「日本人!!」と声をかけられてばかりで、「ブラジル人だ」と言っても冗談だと思われてしまうようです・・・(僕らも冗談だと思いました)

彼らと話しているうちに以前読んだ「二つの祖国」(山崎豊子著)を思い出しました。

内容をかなりざっくり説明すると「戦時中にアメリカ国籍を持つ主人公がどちらにも属しきれない自分のナショナリティについて苦悩し、最後には自殺をしてしまう。」というストーリーなのですが、この本を読んだ後は普段あまり考えない(考えるまでもなく日本人なので)自分の国籍について、珍しく考えた気がします。

自分がもし、日本人なのに完全に外国人の顔をしていたらどうなんだろう?「モデルみたいでモテモテかも!!」なんて簡単なことでは実際ないのでしょう・・・たぶん・・・

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