2012年7月14日土曜日

名もなき峠→荷物減らせない→ウガリが食べたい→おやつ食べ過ぎ→定番はやはり良い


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本日の走行距離29km 計1541km

5時起床。
昨晩は疲れのためか、野宿であるにもかかわらず熟睡。
雨が降ったようでテントが濡れていた。

それにしても今後は人目につきすぎる場所にテントを張らなくても良いように事前にキャンプ場のある町をチェックしておいたほうが良いかもしれない。

朝ごはんを食べずに出発したためか、はたまた昨日の疲れなのか今日は非常に体が重い。
国道沿いを10kmほど走ったあと、川沿いの田舎町S,Giacomoに入り朝食休憩。

体に少しのエネルギーが補充されたところで、本日は峠越え。もちろんスイスのようなものではないが、Carona方面に1000mほど上るので僕らにとっては十分峠。
こうして名も無き峠に苦しめられていくのだろうな。

町のどこかから峠に入る道があるようで道行く若者に訪ねたが、違う道を教えられ若干の体力ロス。
番犬に吠えられながらも何とか軌道修正で正しい道に出た時にはかなり太ももに疲れが蓄積されていた・・・

自転車に詳しい人は軽いギアにしてゆっくり進めばいいと言ってくれるのだが、荷物が重いので一番軽いギアにしても急な上りはどうしても負荷がかかってしまう・・・なら荷物を減らせば良いのだが、なんだかんだと食料を詰め込んでしまう。まぁ自業自得である。

2人とも力が入らない中をゆっくりと進んでいく。
が・・・アサは本日かなり体が重い様子。
ので多少手伝いつつジリジリと上っていく。

走っている途中、無性にウガリが食べたくなる。以前なら白米だったのだが、あまりに最近食べなさすぎてか食べたいとも思わなくなってきた。ウガリが食べたい。

峠道は景色が良いのが救い。これで景色も何も楽しめなければ精神的にもっと苦しいのだろう。
10時頃、とりあえず一つ目の峠の上に到着。そこで昼ごはん。(パンとリコッタチーズ)

そして一旦急激に下り、そこからもう1峠・・・また上るのであれば下らないで欲しいのだが、僕らのために道を作っているわけではないので仕方ないのだろう。

次の峠は大通り沿いだったため傾斜がやさしく、こちらはボチボチ進んでいけた。
さらに上っていくと「この先2kmキャンプ場」の看板を発見。
まだ本日27km、しかも11時前・・・しかしアサの疲れを考えると無理をしないほうが賢明、と判断し本日のキャンプ場決定。

宿泊費は若干ディスカウントしてくれ20E3ツ星のキャンプ場でこの値段はありがたい。
シャワー、洗濯後、しばらくのんびり休憩。

今回はさすが3ツ星だけありかなりくつろげる。
このままゴロゴロしていたいところだが、明日が日曜日のため買出しをしてかなければならない。仕方がないので町に出る。

ここAplicaの町はスポーツの町として有名のようで冬は全長50kmのスキーコース。夏はテニス、サイクリング、ロッククライミング、トレッキングと年中楽しめるらしい。
老後、こういう場所もいいなと2人で思う。

買出し後、キャンプ場に戻り、牛乳とアプリコットのタルトでおやつ休憩。最近3食+3回のおやつになっている気がする・・・。

夕方の気持ち良い時間はゴロゴロ日記を書き、自転車のメンテナンスをして過ごす。
晩御飯はバジリコソースに野菜とチーズウインナーを投入したものを食す。あまり変わり映えのしないメニューで不本意だが、やはり王道、というか世にしっかり流通しているメニューは美味しいものだ。1本3Eの赤ワインも一緒に飲んだのだが、口当たりは弱々しいというか水っぽく感じるのに、後味はズシンとくる不思議なワインであった。
始めは失敗かと思ったが、飲んでいくうちに美味しく、というか飽きずに飲めるなと感じるようになった(計算されているのだろうか?)

22時に気持ちよく就寝。今日は七夕だったんだな。

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