9月4日
朝食後旧市街へ。
そこで偶然ロバートに出会い、一緒にイスラエルの写真で見たことある岩のドームを見学する。
なかなか綺麗であったが、ムスリム以外は内部には入れないようだ。
その後3人で聖マルコの教会へ。
元数学の教授であった司祭さんがこの教会で働き始めた時にキリストの魂に出会った話をしてくれた。
「イエスはみすぼらしい老人の姿をもち、ヘブライ語で私に語りかけられた・・・ヘブライ語を話さない私も彼とは理解しあうことが出来た」云々。
奇跡についての説法を聞くがあまりピンとこず。
その後本日はのんびりしようと宿に戻る。
最近分量がおどろくほど多くなってきてしまった日記をまとめる。
観光がどうこうより、人々の話が興味深いので忘れないように残しておきたい。
しかし疲れる・・・。
まだイブラヒムが入院しているため晩ご飯は自分達で作る。
晩ご飯後、オランダ生まれのユダヤ人で現在イスラエルに移住してきたマイクと話す。
彼は現在イスラエル北部にあるキブツ内に住んでおり、ツアーガイドとして働いているようだ。
彼に「イスラエルとパレスチナ地区との関係は最近安全になっているのか?」と聞いてみると、
「調理中のガスストーブのように強くなったり弱くなったりする事はあるが消えることは無い。」とのことであった。
キブツは最近資本主義化がが進んでおり、好きな日に休みは取れるが、休んだ日には給料が出ないようだ。給料内からキブツ運営費を払うというシステム。
外国人には比較的農業(特に果物)の仕事が多いようだ。
社会主義的な過去と民主主義に近い現在どちらが良いかと聞くと。
「捉え方による。過去の方法は皆が一生懸命働けば素晴らしいシステムだが、どうしてもサボる人間や、他人に対してもっと働くように強要する人物がでてくる。」とのことだ。
ブラジルの弓場農場と同様、コミューン運営の難しさはこの辺りのようだ。
マルコがキブツを紹介してくれると言ってくれ、少し悩んだが、英語環境の弓場農場という感じの雰囲気なので、「それなら無理にここで働くよりも、また価値観の異なるところで働こう。」とアフリカでボランティアの仕事を探すことに。
今晩もイブラヒムの面会に行く。昨日と比べ自力で補助具を使いながらトイレにいくということができるようになっていたが、足のむくみは酷くなっているのでまだ時間がかかるだろう。内臓系の問題の可能性もあり心配である。
夜はアダムが作っているスーフィーの音楽ビデオを宿に泊まっている日本人の前で見せてもらうことに。
せっかくイブラヒムハウスに来ても現在イブラヒムがいないため、ただの寄付制の宿だったと思って帰る日本の人が多いようなので、少しでも異文化コミュニケーションをと。アダムの説明はわかりやすく、皆にも高評だったようだ。
明日お礼に日本食(てんぷらを宿に人に作ってあげる事に)
さとし君、あいかわらずナイスガイだね~。
返信削除ブログ楽しみに見させてもらってるよ。
さとし君の視点は興味深いね。
二人は本当にいいスタイルの旅行だなー、と関心しています。
いやー、ナイスガイ!
いや、ナイスガイすぎだわー。
いやいやいや、パタゴニアで会って知っている通りナオちゃんと一緒の呑み助だよ(笑)
返信削除2人も再びの南米を満喫しているみたいだね。
こちらはもうすぐアフリカ生活start!!
最近若干真面目なジャンルの日記もその辺りからポレポレ日記に戻ると思います(笑)