5月30日
本日は、休養日＆調べものの日。
起きてから、ひたすらベルリン＆リガの宿予約、一人７E程度で決定。
そして、電車料金をシェアする女の子達（たぶんトルコ人）とメールでやり取り。
購入した自転車用カバンに荷物を詰め込んでみる。（なんとか全部入りそう）
あとは、チューブ、ブレーキパッド、調理セット、オイルなどが必要だな。
昼ごはんは残り物の、卵、ハム、チーズ、サワークリーム、オリーブを使用しカルボナーラもどきを食べる。
本日ノブコさんの家に19時に招待されていたので訪れる。
先日収穫したイチゴを使用してマフィンを作成されたらしく、とても美味しそうな香りがする。
フランクの帰宅と、野田さんがやってくるのを待つ間、テラスで夕方の心地よい風を感じながら談笑。
以前、お話をいただいた講演会を本格的なものとして動かすのであれば明後日の晩にある”ドイツ・日本協会”の気軽な会に顔を出してはどうか？と提案していただく。
シェンゲンという僕らの時間的制約もあるので、講演会のようなものを実施するのは現実的に難しいが、また違うフランクフルト像を感じられそうな”ドイツ・日本協会”に参加させてもらいたい旨を告げる。
その後、モダン画家であるノブコさんの作品を見させてもらう中で”間”の素敵さ重要さを感じる。
”間”そして”余韻”
非常に見え難いがそこに存在するもの。
そして彼らがいないと空間は成立しない。
気がつかれにくい助演男優賞のような彼らに焦点をあてたノブコさんの作品が僕らは好きである。
野田さんが、やってきた際、このフランクフルトでこれだけ多くの出会いを与えてくれた大恩人、石川先生から「ジャージ、工具、手袋」を追加で提供していただいたとのこと。
本当に石川先生にはお世話になりっぱなしで、頭が上がらない。
思えば南アから”フランクフルト石川治療院のブログ”宛に自転車に関する質問をメールさせていただいてから今までに、石川先生を通じてどれだけ多くの方にお会いし、素敵な経験をすることができたことか。
お会いする人、みなさんが「石川先生にはじめにメールしたなんて君たちはラッキーだよ！！」と口を揃えておっしゃることからも、石川先生の人望がうかがわれる。
本当に大恩人。できることなら石川治療院のロゴをつけて今後の自転車旅を走りたいぐらいだ。（あと、野田さん、ノブコさん＆フランクさんも外せない）
ただ、残念なことが僕らが宣伝したところで効果が薄いということ・・・
恩をお返しできるのは、無事に日本まで戻ること。しっかり走ろう。
本日の晩ご飯
・ミニトマトとバジルのサラダ
・ひじき
・ネギとローストビーフのタタキ（いや違うかも・・・何と呼ぶのかわからない）
・冷やしうどんwith肉味噌
・白ワイン
・赤ワイン
・イチゴのマフィン
・食後のコーヒー
毎回毎回ノブコさんの家では本当においしい料理を細かい心配りで出していただき、会話も含め非常に勉強にさせていただいている。
たとえば、サラダをとってもミニトマトを丁寧に湯煎し皮むきを行なっている。肉等も、さりげなく端の部分を落としているなどなど、普段の僕らの気がつかない大人の上品さ、気遣いを感じさせてくれ、日本に帰ったあと、自分たちもノブコさんとフランクさんのような素敵な夫婦になりたいと思う。
本日のご飯もすべて美味しかったが、”ネギと～”は口に入れて驚いた！！美味しくて驚くというのはなかなか経験できないことだが、最近美味しいものを食べる機会が多い中でさらにこれだけ驚かされるのだから、それを準備してくれるノブコさんに驚きである。
肉味噌も出身の名古屋を思い出させてくれる味。
ワインを飲む際にいつも気が付かされるのは、僕らの美味しい、美味しくない、好き、嫌いという評価とは異なる、食通野田さんの評価。
話が脱線するが、野田さんの感性の豊かさ（味覚、視覚、聴覚、嗅覚）を間近で見ているうちに、思ったこと。
それは日本で障がい（感覚過敏）を持つ子供たちの就職先として
彼らの感覚をネガティブなものと捉えずにポジティブに捉えれば、彼ら自身がいわゆる健常者の人以上の力を発揮することが可能なのではないかと思い始めた。
（例）
視覚過敏、遮光カーテン
味覚過敏、料理
聴覚過敏、防音
触覚過敏、衣類の着心地検査
嗅覚過敏、香水
上記は例だが、それ以外にも彼らの能力を社会に生かすことで、ただ保護されているという認識から一歩前進することができるのではないだろうか。（もちろん、それが実験用モルモットのようにならないように最大限に気をつけなければならない）
聴覚が過敏な子供が安心する音がもしかしたら全人間的に安心する音域かもしれないし、今後いろいろ調べてみたい。
脱線終了。
本日も本当に素敵な時間を過ごさせていただき感謝感謝である。
0時に帰宅し気持ちよく就寝。
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