6時起床。
本日一緒に自転車で喜望峰に向かうことになった韓国人女子チェンも起きてきており「風が強いし寒いね・・・」と若干本日の天気に不安を覚える。
僕とアサだけであれば「まぁ・・・明日にしようか・・・」とあっという間に延期するのだが、チェンは明後日のボツワナ行きバスをとっているため「今日でないと行けない・・・」とのこと。
今回僕らにしては珍しく団体行動(僕ら+1名)。
「喜望峰に行きたいけど不安だから一緒に行って欲しい・・・」という若い女の子をほったらかしにするのは気が引けるし、日頃僕らが団体行動をしない理由の「ペースが遅くほかの人に迷惑をかけるから」という理由も了承してもらえたので。
7時15分にC&Mを出発し、鉄道駅へ。
サイモンズタウンという町まで電車のチケット往復18Rで購入し、電車に乗る。
ケープタウンの電車は日本のものより外装は若干汚いが(落書きが多い)中はシンプルだが綺麗な作りである。
一番安い3等の席を購入したのだが、どれが何等なのかわからないため適当に乗る。
時刻表が全くあてにならないようで、乗客皆が、気まぐれなアナウンスに翻弄され、ホームをウロウロしていた。
1時間半弱でサイモンズタウンに到着したが、そこまでの車窓からの景色は綺麗であった。
閑静な住宅地も多いようでケープタウン近郊はきっとお金持ちが住む場所なのだろう。
ケープタウンは「住んでも良い」と思える土地である。
サイモンズタウンから、本日は自転車をレンタルして喜望峰に向かうことにしていたので、情報ノートに書いてあったBackpackerの自転車を1台110R(1200円)で借りる。(高いのだが、ほかの移動手段だと倍ほどかかる・・・)
たまにはいつもと違った方法でアプローチするのも面白そうだし、道も走りやすく綺麗だと聞いていたので(風が強いと非常に大変だそうだが)自転車に決めたのだが、僕はともかく2人が大丈夫かな・・・と心配しながらの出発。(アサの自転車はだいぶ大きすぎるようなので)
10時出発。
走り初めはまずまず順調だが、上り坂になると風の強い今日は2人にとってけっこう辛い様子。体力の温存を考え、上りは自転車を押して歩いて上っていくことに。時間はかかるが、前半無理して戻ってくる体力がなくなったら大変なので。
海沿いを走る道のりは景色が非常に良く、ゆっくりのペースでもそれはそれで楽しむことができたがシーズンには見られるというペンギンやクジラなどは見かけられなかった。(クジラは6月後半からのようだ)
強い風を受けながら上り坂中心の喜望峰までの往路にはなかなか苦しまされる・・・というか押して歩く時間が多いので時間が非常にかかる。
喜望峰に間に合うかな・・・と考えつつも焦らせて無理をさせるのは逆効果なので、まぁ着けなかったらそれはそれでいいや・・・と思い直しのんびり進む。
13時過ぎにようやくゲートに到着。ここで入場料85Rを払い、喜望峰に向け最後のラストスパート。
しかし、まだ少し距離があるようなので途中、インフォメーションセンターに立ち寄りそこで昼ごはんを食べつつ2人の休憩時間とする。
見た感じ、アサはともかくチェンはだいぶ疲れているようだ。
持参した弁当での簡単な昼食で2人も体力を少し回復できたようで、最後のラストスパートに入る。
ケープポイントと喜望峰という2箇所の見所があるのだが、日本人になじみの強い喜望峰を先に目指すことに。
順番的には先にケープポイントに向かったほうが良いのかもしれないが、時間的にも体力的にも2箇所を周るのは無理かもしれないと判断。
海沿いに佇むダチョウを見ながら逆風の中ペダルを漕ぎ、14時にようやく喜望峰到着。
結果4時間かかってしまったが、無事に目的地に到着できて良かった・・・と感慨というよりホッとした気分で喜望峰の看板に向かうと・・・・
・・・・・黒山の人だかりが
それもアジアの人々・・・
喜望峰は中国人団体旅行の人々に占領されていた・・・・
記念撮影を撮ろうと順番待ちをする、僕らや欧米人の事など目に入らないようで、縦横無尽にはしゃぎ回る人々・・・
これが子供たちであればまぁ可愛らしさもあるのだろうが・・・全然可愛くない・・・
欧米人もゲンナリした表情で彼らを、そしてボクらを見ている・・・・
いや・・・アジア人というカテゴリーでは同じですが、僕らは一応順番を守れるし、気を使える民族なんですけど・・・と思いつつも、その抗議の視線を受け続ける。
ようやく中国人の団体客が去っていくと、ようやく静けさが戻って来た。
記念写真を撮り、その後、ケープポイントに向かうべきかどうするか考えたが、時間的にも体力的にも無理そうであったので、展望台にだけ歩いていき、14時半にサイモンズタウンに向けて自転車を漕ぎ始めることに。
しかし・・・ケープポイントも若干気になる・・・
ので、2人にゆっくりとゲートまで戻ってもらうことにして、僕は一人自転車をもり漕ぎしてケープポイントに行ってくることに。
そこまでも7kmほどの道のり、上り坂、そして逆風・・・意外と大変だ。
15時過ぎにケープポイントの駐車場に自転車を停め、そこから徒歩で丘を上り灯台へ。そして、駆け足で下り、ケープポイントの最南端の場所までたどり着く。
喜望峰が日本人にはとても有名だがアフリカ最南端はここから少し離れたアグラス岬という場所なので、実際ここに来ても特に何の感慨もなかったが、とりあえず到着できてよかった。
そして、すぐさま自転車に引き返し、再びモリモリ自転車をこいでゲートを目指す。
16時20分ほどにゲートに到着すると、2人は既に到着していたようで、若干冷え切りながら待っていてくれていた。(申し訳ない・・・)
帰り道は往路と比べると本当に簡単な道のり(追い風&下り坂)であまりペダルをこぐことなく17時15分頃に自転車を借りたBackpackersに到着。
帰りは楽であったが前半の疲れと、とてつもない尻痛さからの解放のため(長時間の自転車は尻がとても痛くなる・・・)皆、無事に戻ってきたことを喜ぶ。(喜望峰に到着したことよりも無事戻ってきた時のほうが感慨深かった)
自転車を返し、17時45分の電車を待っていたら、それはキャンセルになったようで18時25分まで待たされる・・・
ようやくやって来た電車に乗り一路ケープタウンを目指す。
電車の中は、ケープタウンの街中に白人ばかりいるのが嘘のように黒人の人ばかり。
おそらく、成功する白人経営者は自家用車、雇われるのみの黒人は電車通勤なのだろう。
アパルトヘイトがなくなり、制度としての差別は無くなったのかもしれないが、現実的な問題として、差別というか”差”は今もなおはっきり残っているようだ。
19時45分にC&Mに戻り、ラーメン(僕)とお茶漬けと味噌汁(アサ)で簡単なご飯を済まし酒を飲んで23時に就寝。
Woke woke up at 6:00.
Today we are gonna go to Cape of good hope with Chen who is Korean girl.and said"I wanna go there but I don't know how can I reach there...."so we decided to go together.
7:15 we departed.
And took a train to Saimon's town.1and half hour.
Then we rent a bicycle(110R)
We headed to Cape of good hope by bicycle at 10:00.
Road was good,but many go up...and against wind...
We(especially they)felt tired little but we could see great view while pedaling.
13:30 we had a lunch that we brought,at information center.
Arrived at cape of good hope at 14:00.
We have planed to go Cape point as well.but Asa and Chen didn't remain much energy.
So only I went there.
Way to back was very easy because of follow wind.
We could come back Simon's town at 17:15.
Felt tired but good experience.
Took a train.and got back to C&M at 20:00.
Had lite meal and wine.
23:00 went to bed.
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