2012年2月8日水曜日

ストーンタウンを走る→からゆきさん→異文化→奴隷

2月3日

7時半起床


宿の朝ごはん後、2人でストーンタウンのランニング、ランニングという文化があまり浸透していないこの国では不思議そうな顔でジロジロ見られることが多いのだが、世界遺産の町中を走る事が出来るのは気持ちいい。


しかしアサがすぐバテたため30分ほどで終了。


帰ってシャワー、洗濯、そして涼しい時間に行動しようと散歩にでかける。

イスラムの国に良くある迷路っぽく入り組んだ町並み、これは攻め込まれた時のためにそう設計したのだろう。


まずは昔日本人売春婦の人達(からゆきさん)が住んでいたという場所に行く。からゆきさんたちはバックパッカーたちが旅行をする何十年も前からこんな場所に来ていたのだな・・・今日本にあるフィリピンパブも将来フィリピンの人達からそう思われるのだろうか?


ガイド希望の人が多くいろいろと案内してくれるが、お金をせびろうと言う考えはそこまで強くないようだ、”単に旅行者に親切にしてあげよう”というこの空気感はイスラム圏の好きなところだな。(ザンジバルはタンザニアの一部だけど昔は独自の国だったため文化がかなり異なる)


その後カテドラルに。ここにはもともと奴隷売買のための市場があったようだ、その場所をなくして平和、人権のために、と建設したらしい。


「人が人を売る」という行為は何やら凄まじく残酷の事のように感じられるが、人類が生まれてから今のように人権という概念が生まれる前の時代はおそらく1000年以上は弱肉強食の奴隷制度が普通だったのだろう。

考え方によっては資本主義経済だって、貧しい人々を搾取する事によって成立する経済体型なのだから形は変わっても根本は残っているのかもしれない。


”人が動物を売る事”と”人が人を売る事”この違いがどの程度なのかも僕にはよくわからないけど、でも何となく「人が人を売ってはいけない」と感じるのは僕が人間だからで、昔の人は今より人と動物との境界線が曖昧だっただけなのかな?とも思ったりする。

なんだかよくわからなくなってきたので終了。


ザンジバルのお土産はなかなかセンス溢れるものが多い。


昼ごはんはローカルのコロッケ4つで1000T(50円)と肉スープ500Tそれにスプライト。

昼食後日差しがとても強いので宿で休憩。


16時ごろから1人で散歩。


18時半に出かけて、モリコちゃん、ホンダさんの共通の知り合いのクリ君と合流するため中華料理パゴタチャイニーズへ。


クリ君は体育の指導方法をタンザニア人の先生に教えており、今日はその帰り。

イスラム圏でなかなかビールが飲めないようで、運動後のビールを本当に美味しそうに飲む。やはり何かをしっかり味わいたければいったん枯渇させるのが良いのだろう。


焼きそば、エビチリ、春巻き、エビチップス、イカフライとビール。全て美味い。


本日の会話は体育の事(僕はもともと体育系の大学出身のため)、タンザニアにはまだ体育の授業と言うものがそもそも無い中で教える事の難しさなどがあるようだ。

あとはザンジバルはタンザニアの内地と比べ人々が裕福で恵まれているそう。

そして昼間は暑すぎて教えられず、朝7時とか夕方5時などから授業があるらしい。


その後TV撮影「マチャアキJAPAN」の仕事で井戸堀している人達と会う。

2日後に訪問する事を決めて帰る。


ザンジバルも長くなりそうだ・・・・

0時就寝。

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